今年の振り返り

 早いもので2023年ももうわずか。ということで今年の振り返りをやってみました。(フォロワーさんたちの真似をしてみました)
 
 2020年から小説を書き始めて2年ちょっとくらいは経つんですが、当初は『こういう話を書きたい!』というのがなかったんですよね。なんとな~く純文学っぽいものを書きたいな……という気持ちはあったんですが、実際書いてみたら辛くて辛くて駄目でした。たぶん向いてなかった。その後だんだん一般・エンタメ寄りで書いてみたら書きやすくて、自分はこっちの方が向いているんだろうという結論に至りました。
 中でもBLが書いていて一番楽しくて、それならばBL・ブロマンスを中心に書いていこうと決めました。せっかく苦労して書くのだから、一番楽しくてわくわくすることを書きたいので。
 それが今年の半ばくらいのことです。その結果、すごく楽になりました。アイディアや書きたいテーマがどんどん出てくるんです。まだBLというものを掴み切れていないのですが、今年書くジャンルを搾れて本当に良かったと思います。
 
 次に今年の完成原稿について。
 今年完成した原稿は、長編(259枚)、長編(780枚)、短編(30枚)×2、中編(100枚)×2 掌編はたぶん4本くらいで、1300枚ちょっとくらいは書いたみたいです。枚数だけ積み重なりましたが、上達の手ごたえは全くというほどにないですね。

 実は今年の8月、幸運なことに文芸評論家の方から批評をいただける機会があったんです。いやー、すごく驚きましたね。その批評を読むまで、自分の書き方に問題があるということに気が付いてなかったんです。『ちーん』ってなりました。自分の書いたものを客観的にみるって本当に難しい。痛感した出来事でした。
 心を熱く燃やして書く能力も必要。突き詰めて突き詰めて、粘り強く書く能力も必要。自分の書いたものを客観的に見る能力も必要。あとはテーマについても勉強しなくちゃいけないし、そもそもいろんなことを経験して知らないと面白い小説は書けないし……。
 え~? なんなの? 無理ゲーじゃない?
 って軽く絶望ですよ。でも同時に『あ~、次何書こうかな~』なんて頭の片隅で考え始める自分もいるので不思議なものです。
 とりあえず、来年も諦めず書いていきたい。コツコツ読んでコツコツ書いていくのが2024年の目標です。