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はじめまして、hoka booksです。

京都に新しくできる本屋、hoka booksの嶋田です。hoka books開店まであと一週間になりました。noteでは、hoka booksの日々や、取り扱う本のこと、イベントのことなどをお伝えしていきます。

今回は初の投稿ということで、なぜ本屋を始めるに至ったか、どういう本屋をやりたいと思っているのかを書きます。

まずhoka booksの特徴となるのは、店主がふたりいることです。ひとり出版社烽火書房をやっている僕・嶋田翔伍と、フリーの編集者で、本づくりや展覧会企画など幅広くやっている西尾圭悟のふたりです。大学時代に所属していた映画制作サークルの同期で、気づけばそれぞれに編集の仕事をしていて、共同で制作したり企画をやったりしていくうちに、本屋をやろうということになりました。
編集者というと本のつくり手ですが、本屋を営むということも編集行為の一つと言えるかもしれません。選書すること、棚をつくること、場をつくり出すことが本屋でも必要になります。僕たちは編集者という立場からそれを行っていこうと思っています。本づくりをするように、本屋というメディアを編集し営んでいきたいのです。

どんな本を置いて、どんな人に届けたいかというと、これも僕たちがつくり手であることが大きく反映されています。僕たちは、「すべてのつくり手」のための本屋をめざしています。
これは何も、編集者のための本屋だとか、ものづくり専門書店だとか、そういう意味ではありません。すべての人が、なにかしらを生み出していて、つくり手としての側面を持っていると僕は考えています。そして、ものづくりは結構楽しいとも思っています。だから、すべての人のどこかにある、つくり手としてのモチベーションを高めたり、ヒントを見つけられるような本屋になりたいと思っています。


hoka booksは2021年6月18日(金)13時にプレオープンし、6月28日(月)までは「ろじの本屋おひろめ」として、展覧会も行います。展覧会は、どうやってこの本屋ができたのかのプロセスをご紹介するとともに、写真家・大竹央祐の作品集『Beyond Inn Out』の発刊記念写真展を行います。イベントは今後も積極的に行いますが、これも、つくることの面白さや背景がわかるようなイベントが中心になるかもしれません。

hoka books
600-8480 京都市下京区小泉町100-6
6/18-6/28 13:00-19:00 「ろじの本屋おひろめ」
7/11 13:00-本オープン

https://hokabooks.com

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