見出し画像

業種別使える補助金・助成金【医療分野編】

補助金ポータル編集部です。

今回は業種別使える補助金・助成金情報として、
医療分野で活用いただける補助金をご紹介します。
皆さまがよくご存知の補助金名も出てきますので、
こういった分野でも活用できるのか、
と驚かれるかもしれません。ぜひご確認ください!

★★★★★★★おススメ補助金・助成金情報★★★★★★★
─────────────────────────────
業種別使える補助金・助成金【医療分野編】
https://hojyokin-portal.jp/medical/
─────────────────────────────

厚労省は「医師の働き方改革に関する検討会(平成30年度)」
において「日本の医療は、医療従事者の自己犠牲的な
長時間労働によりささえられていて、危機的な状況にある」
という認識を示しています。
既存の従業員の離職率の引き下げや勤続年数の長期化など、
職場への定着率の引上げに向けた就労環境の改善などが
重要な課題となっています。

また、医療技術の進歩によって専門分野の更なる細分化が
求められている背景もあり、各医療機関は専門性の向上や、
他の医療機関等との業務連携などを通じた
医療サービスの質の向上に対しても取り組む必要があります。

なお、営利目的の企業である個人医院と、
都道府県の認可を受け非営利団体として登録される医療法人では
法的な扱いに違いがあります。
医療法人の場合は、企業(生産・営利を目的とする経営)を
対象とした補助金制度では原則として申請対象外となりますので、
活用できる補助金の選定の際にはご注意ください。

■業務効率化により人的負担を軽減、ITツールの導入に活用できる「IT導入補助金」

IT導入補助金は、個人医院、医療法人どちらでも
活用することができます。IT導入補助金は業務改善による
「労働生産性の向上」を目的としたITツールの導入に活用することが可能です。

近年の医療現場では電子カルテの普及が急速に拡大しており、
それらと連携したシステムの構築によって
医療従事者の就業環境も大幅に改善が進んでいます。

【公募期間】
例年で上四半期頃

【対象事業者】
中小企業・小規模事業者
医療法人・福祉法人・学校法人 など(従業員300人以下)

【補助対象】
生産性の向上に資するITツールなど
※事務局のサイトで公開されるITツールが補助金の対象となります

【補助内容】
補助率 1/2以下
補助額
A類型40万円~150万円未満
B類型150万円~450万円以下
※導入するITツールのプロセス(機能)数の数によって
「A類型」「B類型」という二つの申請方法が選べるようになっています。

■LED照明や空調の更新に活用できる「省電力補助金」

有名な経産省の省電力補助金
(電力需要の低減に資する設備投資支援事業費補助金)も
個人医院、医療法人問わず利用する事が出来る補助金です。
医療施設では高齢者の入浴介護の需要も年々増加している為、
電力需要の増加に対しエネルギー生産性の向上も必要不可欠となっています。

省電力補助金は既存の電気使用設備から新設の電気使用設備への
更新・改修によって一定の省電力効果が見込める事業を補助の対象としています。

【対象事業者】
中小企業・大企業(個人医院含む)
地方公共団体など(医療法人含む)

【設備単位の申請の場合:補助額】
30~3000万円
※対象経費は設備購入費のみ。補助率1/3以内。

記事では2種類ある申請区分(設備単位と事業場単位)について詳しく述べています!

■医療法人は対象外でも、個人医院で活用できるものづくり補助金

医療法人が補助対象とならないものとしては、
中小企業等の経営力向上を推進する中小企業庁の
補助金制度などがあります。
個人医院が申請可能なのは、ものづくり補助金の
「中小サービス事業者の生産性向上の為のガイドラインに基づく
革新的サービスの創出・提供プロセスの改善」です。

採択事例をみると、歯科医院などで3DCAD/CAMやCTスキャンの導入、
眼科ではOCT(眼底3次元画像解析用のCTスキャナー)・
レーザー(レーシックなどで使用)などが導入されているケースがあり、
専門分野での先端設備の導入が目立ちます。

また、IT導入補助金等と同様にIT利活用による
業務の効率化にも活用する事が可能で、
個人医院の取組には非常にマッチしている補助金制度といえるでしょう。

記事ではこちらの「ものづくり補助金」の詳細のほか、
医療機関向けの補助金制度である
「医療提供体制推進事業費補助金」について
紹介しておりますのでぜひご確認ください。
https://hojyokin-portal.jp/medical/

国と企業をつなぐプラットフォーム
補助金ポータル
https://hojyokin-portal.jp

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?