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新型コロナウイルス「マスク生産設備導入支援事業費補助金」が公募開始

補助金ポータル編集部です。

新型コロナウイルスの感染拡大でマスクの品薄状態が続いています。医療従事者のマスク不足や、マスクの高額転売などが問題になっていますが、マスクの増産に向けて設備投資を行うメーカーに対して支援する「マスク生産設備導入支援事業費補助金」が2月20日から公募開始となりました。

少し前に「マスクの増産企業に補助金交付へ」といった報道もあったので、どのような内容か気になっていた方も多いのではないでしょうか?さっそく内容を確認しましょう!

★★★★★★★おススメ補助金・助成金情報★★★★★★★
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【新型コロナウイルス】マスクの安定供給のための「マスク生産設備導入支援事業費補助金」が公募開始
https://hojyokin-portal.jp/mask_hojo/
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■「マスク生産設備導入支援事業費補助金」とは?

現在不足が顕在化しているマスクについて、「マスク生産事業者」が、国からの増産要請に応じマスクの更なる増産を速やかに実現するため、製造ラインの増強、新規製造ラインの設置や生産設備の導入等を行うための事業の経費の一部を補助します。

■対象事業者は?

補助対象となる事業者は国からの増産要請に応じた「マスク生産事業者」です。なお、「マスク生産事業者」とはマスク関連原材料メーカー、マスクの成形メーカーなどマスクの生産に必要な生産事業者をいいます。

主な要件として、
・日本に拠点を有していること
・マスク生産事業者としてマスク関連原材料もしくはマスクを生産した実績を有していること
・当面の間国内向けのみ出荷すること
などがあります。

■補助対象事業は?

以下の生産ラインの増強事業により生産能力向上を図り、安定供給の確保を早期に行う事業が対象となります。

【一般事業】
・マスク生産事業者が行う製造機械の購入・設置事業
・マスク生産事業者が行う既存生産ラインの改善・改修事業

【先進的事業】
・業界標準的な生産設備に比べて優れている先端設備導入事業
※特にマスクの製造・包装工程における製造設備が、成形から不良品検知、包装等一貫した設備である、マスクの生産量・出荷するまでの早さが他社の製造ラインに比べて優れ、必要人数が少ない等、導入設備が高性能の先端生産設備であることが「先進的事業」の要件です。

■補助率・補助額は?

一般事業と先進的事業では、補助率および補助額が異なります。

【一般事業(製造ライン毎)】
補助率
(1) 中小企業者 3/4以内
(2) 中小企業者以外 2/3以内

上限額
3,000万円

【先進的事業(製造ライン毎)】
補助率
(1) 中小企業者 3/4以内
(2) 中小企業者以外 2/3以内
(3) (1)および(2)ともに、補助額が3,000万円を超えた場合は一律1/4以内

上限額
2億円

※記事では、対象経費の詳細と、中小企業が機械装置を購入し、設置工事をする際の補助金申請額の例などをお伝えしています!

■公募期間

令和2年2月20日(木)~令和2年3月11日(水)12時必着

※令和2年2月26日(水)までに書類を提出した場合は、先行して審査・採択が行われます。

また、事業の必要性・緊急性が高いことから、特例として事前着手の届出を行うことで、交付決定日以前に発生した経費等が補助対象となる場合もあります。

【事前着手の届出受付期間】
令和2年2月20日(木)~令和2年3月6日(金)12時必着

今回の補助事業の目的は、日本国内でのマスクの安定的な供給量の確保を早期に実現することです。短い公募期間、また限られた予算内でどれだけのマスク生産事業者が申請をすることができるのか不透明なところではありますが、今後も事態の状況変化を見極めながら、ウイルスの国内まん延を食い止めるために必要な施策が講じられることが期待されます!

記事はこちらからどうぞ!
https://hojyokin-portal.jp/mask_hojo/

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