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細田 暁 センター長のメッセージ

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私のイメージする豊穣な社会とは、 「すべての人が、先天的・後天的に与えられた資質と能力を十分に活かし、生き生きと生活し、将来世代のために志と希望を抱いて、生きるための環境を耕し続…
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2023年5月の記事一覧

具体的なつながり方研究、ついにスタート!

豊穣な社会研究センターの中にある、つながり方研究所ですが、4月5日、5月17日と対面(一部の方オンライン参加のハイブリッド)で勉強会を重ね、毎回、濃厚な懇親会での議論もセットで、ようやく方向性が見えてきました。 私が指導教員を務める学部4年生の落合君がつながり方研究で卒業研究に取り組むことになり、これもまた朗報。詳しくは別途、落合君にもエッセーを書いてもらおうかと思いますが、彼がこのテーマで卒論に取り組むことになったのも、天の導きとしか言いようのない展開。つながり方研究所の

豊穣な社会研究センターの活動を推進するにあたって

豊穣な社会研究センターが4月に開設されました。また、このセンターの活動を併走しながら支える組織として、豊穣な社会のための防災研究拠点(YNU防災研)が2021年度から活動を活性化させていました。 豊穣センターとYNU防災研の目指すべきところは少しずつ明確になってきており、ともにチャレンジする仲間も増えてきています。センターと防災研の役割分担がまだ明確になっていないと感じられる方もおられるかもしれませんが、現時点ではそれぞれがお互いを支えながら存在することに意義があると私は思

つながり方の研究

一つ前のエッセーで、豊穣な社会研究センターのつながり方研究所のことを紹介しました。 今回は、もう少し具体的に、現在取り組んでみたいこと、を書いてみたいと思います。 豊穣な社会研究センターのつながり方研究所のメンバー(やその周囲の方々)と取り組んでみたい、と私が思っていることを、(1)研究プロジェクト、(2) 対話・セミナー系、(3) 学生との連携、という3つの切り口で整理してみました。まだまだアイディア段階ですし、どんどん拡がっていくと思うので、ご興味のある方は遠慮なくコ

豊穣な社会研究センター つながり方研究所

YNUに、豊穣な社会研究センターが設立されました。その中に、「つながり方研究所」が配置されています。センターのヴィジョン、そしてセンターの中にある3つの研究所について、以下の図に示されています。豊穣な社会研究センター長は私が務めます。立ち上がりの時期は、つながり方研究所の所長も私が併任します。 さて、つながり方研究所、とは何をどのように研究するところなのでしょうか。 私としては、本当に研究したいことを、本当にやりたいと思う方々とともに研究する、そういう研究所にしたいと思っ