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皆さんこんにちは!ベトナム語学科OGの佐藤とも子と申します。
私ベトナム語学科を卒業しましてかれこれ10年以上経っているのですが、この度熱烈なご依頼を受けましてここに登場させていただきました。

パソコンを前にして、34歳の私からどんどん記憶を遡っていくと、寒い冬の日、高校の制服を着て図書館にいる私を発見しました。私は島根県の出身でして、片田舎の、それでも町で一番大きな図書館に友人と受験勉強をしに来ていたのでした。
「とも子、これ読んでみたらいいんじゃない?」
と友人に手渡されたのが、司馬遼太郎の東南アジア放浪記でした。ちゃんとした題名はもう忘れました笑。
皆さんご存じのように、司馬遼太郎は大阪外国語大学のモンゴル語出身で、そのことを知っていた友人が、私に読むように勧めてくれたのです。
というのも!高校3年生の冬になっても、私は未だに受験する語科を決められていなかったんですよ!
何語を受験するのか、参考になるのでは?ということでした。
オーマイガー!!!だって語科ってたくさんありすぎるんだもん!
そしてさして期待もせずに読んでみたその本が、私とベトナムとの最初の出会いでした。

司馬遼太郎はこう書いていました。「ベトナム人は葦のようだ。とても華奢で筋肉質、そして男性同士で腕を組んで歩いたりもする。」この部分、10年以上経っても忘れられません。
私の中で当時のベトナムのイメージは「ベトナム戦争」でした。戦争であんなに粘り強く戦った人たちなのに、男の人同士で腕を組んだりするの!?当時の私の中では自分の持っていたベトナム人のイメージと本の内容にギャップがありすぎて、一気にベトナムのことが気になり出してしまったのです。

ここで少し謝っておくと、入学してからの私は決して優等生ではありませんでしたのよ。
サークル活動に精を出しすぎて小テスト前に近藤さん(友人)に必死に教えてもらったり。
恋愛に精を出しすぎてニャンザンの課題が終わらずにキムさん(友人)の家で半泣きになりながら徹夜で終わらせたり。
それはそれは劣等生でございました。

勉強はあまりできなかった私ですが、それでもベトナムは大好きでした。
司馬遼太郎が書いていた「ベトナム人は葦のようだ。とても華奢で筋肉質、そして男性同士で腕を組んで歩いたりもする。」この文章もベトナムを学んでからはとても良く腑に落ちました。
ベトナムのあのねっとりと体にまとわりつく空気、特に夜の空気が好きだったな。
ネオンと湿気と人間の熱気が漂う空間。

ベトナム語科で学んだことや得たことはたくさんありましたが、今考えると一番の宝物は、一緒に学んだ「人」かな、と思います。
ベトナム語科の人ってなんだか変わり者が多いでしょ?これは社会に出るまで気づいていなかったんですが、社会に出てから、「あっ私って変わり者の中にいたんだわ」って気づくんですよね。多分自分もそうだから気づかないんですよね。
皆とっても個性的で、とても優しくて。話していて飽きない。
今もそんな人たちが集まっている場所だといいなぁ。
きっとそうだろうと思います。

そんな劣等生の私は新卒でノエビア化粧品に入社して、その後結婚出産で退社、専業主婦時代を過ごし、今はフリーランスでメイク講師の仕事をしています。
「えっ!?いきなりメイク!?」って思いました?笑
あっインスタグラムやフェイスブックもやっていますのでよかったらフォローしてくださいね♡

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私はもともと実家が美容院だったこともあって、美容の仕事に興味があったので、新卒で化粧品会社に入社しました。ノエビア化粧品では総合職で営業をしていたのですが、営業成績がアップするよりお客様にメイクをして喜んでいただける方が嬉しい社員で、「私って現場向きだな~」とずっと感じていて。
メイクって一瞬で人を綺麗に変身させることができるんです。これってよく考えたらすごいことですよね。
今コロナ禍で、行きたい場所に行けなくなったり、会いたい人に会えなかったり。誰もが多かれ少なかれ生きづらさを感じていますよね。
私は心と顔は繋がっていると思っています。
誰だって毎日ハッピー!っていうわけにはいかないですよね?「今日はどうしてもテンションがあがらない・・・」という日もあると思います。こんなご時世だからテンションの下がる日って前より増えたかもしれません。
そんな時、よかったらメイクを丁寧にしてみてください。「テンションの上がらない時にメイクなんて」って思っちゃいがちですが。。。キレイになると、心まで明るくなりますよ!
女性がキレイになって笑顔になった瞬間って、本当に輝いているんです。私はその笑顔が大好きだから、メイク講師をやっています。
色んなことがすごい勢いで変わっていく世の中ですが、私のメイクレッスンも、以前は対面だったものが、今はオンラインが主流となっています。
実際にお客様にお会いせずにメイクレッスンってどんな感じなんだろうって、最初は戸惑ったこともありました。
でも実際にやってみると、「メイクの仕方がドアップで見れて分かりやすい」と言っていただけたり。あとは海外の方からメイクレッスンの申し込みをいただいたり!これはコロナ以前の対面レッスンだけやっていた時には考えられない変化ですよね。
「捨てる神あれば拾う神あり。」
「ピンチはチャンス!」
こんなご時世ですが、ニャンザンを乗り越えた私たちなら何でも乗り越えられるはず!
皆さんも今こそベトナム語科魂を炸裂させてくださいね!
そしてどうしてもテンションが上がらない!という方はぜひ私のメイクレッスンにお越し下さい!(メンズメイクもできますよ)
キレイにメイクができるようになって、毎日の朝のテンションアップ間違いなしですよ♪(ちゃっかり宣伝)

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ということで、なんだかとりとめのない文章になって申し訳ありませんでした。。
2021年が皆様にとって素敵なものとなりますように!
最後までお読み下さりありがとうございました!

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