見出し画像

冬でもサンダルを履くハノイの人

こんにちは!
ベトナム語専攻4年の金森翼(かなもりつばさ)です。
今回初めて昇龍会noteを書かせていただきます。

さて、今回はハノイの人たちの少し変わった防寒対策について書きたいと思います。
僕は2023年1月18日現在、ハノイに留学中です。ベトナムは日本よりも緯度が低く、一年中暑い国というイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれませんが、ベトナムの北部に位置するハノイは12月ごろから気温が低くなり、日本の冬と同じくらい寒くなります。一番寒い日には5℃まで気温が下がります。

しかし、そんな寒い冬でもベトナム人は素足にサンダルで生活しています。もちろん靴を履いている人もたくさんいますが、それでも一定数の人は寒い日でも裸足、サンダルで生活しています。

当たり前の話ですが、「靴下・靴」の方が「素足・サンダル」に比べて防寒対策としては優れています。では、なぜ冬でもサンダルで出かける人がいるのだろうか?奇妙に思った僕は、いつもサンダルを履いているハノイの友人に冬でもサンダルを履く理由を尋ねてみました。すると以下のような理由を答えてくれました。

①サンダルの方が靴よりも準備が簡単。
朝の身支度は短い時間で済ませたいため、靴下を履いてさらに靴を履くのは面倒。サンダルの方が楽。さらにはサンダルの方が安い。

②サンダルを履いたほうが快適
ハノイは湿度が高いため靴を履くと足の裏が蒸れる。それが不快で嫌だ。

③サンダルは濡れても大丈夫
ハノイは道路の水はけが悪くあちこちに水たまりがある。万が一水たまりに足が浸かってしまってもサンダルであれば被害を最小限に抑えられる。

要するに、サンダルの方が「楽で便利」だから冬でもサンダルを履いているそうです。ちなみに寒さはあまり気にならないとのことでした。本当ですかね?

それではまたの機会に。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?