第17回ベトナム語スピーチコンテストレポート
Xin chào mọi người :)
広報担当1年の福島です!
2023年11月4日(土)に神田外国語大学で開催された「第17回ベトナム語スピーチコンテスト」に、大阪大学からは4年生の赤澤先輩、2年生の平田先輩、1年生の私福島の3人が出場しました。
今回は私からスピーチコンテストのレポートを
①練習期間のメンタル
②本番の様子
③本番を終えてからのワクワク
の流れでお伝えします。
①まず、練習ですが、本番が近づけば近づくほど、私はかなりメンタル的に弱っていました。詩を練習するということは、過去の私や読者の皆さんが思っている以上に、とても頭を使い体力を削るものでした。毎日毎日詩を頭の中で繰り返し練習し、読むたびに、どう読めば観客に想いを届けられるのか、他に工夫はできないか、と読み方を更新していく日々でした。詩でも私はこんなに疲れたのに、先輩方は詩より遥かに長いスピーチを読み上げていて、毎回本当に驚きと尊敬の念でいっぱいでした…。体も頭も心も疲れてしまい、優しい言葉をかけてもらっただけで涙が出たこともありました。このように、かなり弱っていた私ですが、最後まで頑張ろうと思えたのは、時間を割いて練習に付き合ってくださった先生方や、応援してくれる友達、家族の存在があったからです。本っ…当に細かい部分に一緒にこだわってくださった先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。本番直前まで練習に付き合ってくださり、本当にありがとうございました。
②当日は、ベトナムの叔母が作ってくれたアオザイを着ました。私の出番が来るまで、朝からずっと緊張し続け、また、何度も何度も詩を頭の中で唱えていたことで、出番が来る頃には頭が疲れてしまっていました。
私が参加した、カテゴリーE(親がベトナム人の高校生・学生のスピーチ部門)は、全体の最優秀賞、優秀賞の選考から外れることはあらかじめ聞いていました。なので、賞関係無しに、会場にいる人たちの心の中で評価してもらえる発表をしようと考えていました。
発表本番は、客席があまり見えないおかげか、あまり緊張せず、自分のペースで、楽しみながら、発表することができました。私より前の発表者の方々からインスピレーションを受けたこともあり、今までで1番上手に発表出来たと思います。実は、発表の終わり頃の記憶しかありません…。会場の皆さんに響く発表ができていたらいいなと思います。
③ 今回のスピーチコンテストでたくさんの刺激を受け、ベトナム語学習へのモチベーションも高まりました。特に、大阪大学外国語学部ベトナム語専攻以外にも、日本でベトナム語に情熱を注ぐ人がたくさんいることを知り、とても嬉しく、励まされました。
今回のスピーチコンテストを経て、私の中で最も変わった部分は、自分の目指す場所や目標に対する考え方です。高校1年生の頃から、私は大阪大学外国語学部でベトナム語を専攻することを目指していました。しかし、入学後は目標達成に安心感を抱き、気を抜くことがありました。気づけば、大学が私の目標の中心になっていました。しかし今回のスピーチコンテストを経験し、たくさんの刺激を貰い、大学に焦点が絞られていた視点が、より広範囲に広がりました。私の見えない場所でもベトナム語学習に励む人がいることを知ったり、大学卒業後のその先が見えるようになりました。
長々と書きましたが、今回のスピーチコンテストに参加して、本当に良かったと感じています。これからも、自分の現状に満足せず貪欲にベトナム語学習に励んでいきます!!!
Cảm ơn tất cả mọi người đã đọc :)