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城山かぐらまつり

3年ぶり城山かぐらまつり

去る11月13日
我が地元
宮崎県は延岡市では

3年ぶりとなる
城山かぐらまつりが開催された

3年ぶり実に丸2年の時が過ぎ
当時中学3年生だった少年は高校3年生になり立派な青年へと成長

あれから世の中の様々な事が変化をした

今回の開催にあたっても実行委員長はじめ関係者は頭を痛めた事は言うまでもないだろう

感染対策が一番のネックとなりみんなに重くのしかかる
今まだそんな状況

そんな中
開催に踏み切ってくれた実行委員会に心から感謝したい

笑顔と活気

3年ぶりということもあって会場の延岡城跡二の丸広場には沢山のお客様がお越しになっていた

開催予定時間の10時まで土砂降りだったが
その後奇跡的に晴れ
会場は雨で足元が悪くなっていたが実行委員会の迅速な対応により様々な対策がなされた

そして始まった神楽の演舞

そこには神楽を待ち侘びたお客様
そして何よりも神楽舞達の舞いたい思いが溢れていた

秋空に響き渡る太鼓や笛それから鐘やかけ声

全てが喜びに満ちているようだった

2年間の鬱憤を晴らすかのような清々しい音色が空を翔けた

客席から放たれるのは大きな拍手や歓声
そして笑い声

楽屋では久しぶりに会った舞手同士が語り合い

『久しぶり!元気やった!?』
『やっぱ変わらんね!!』
そうやって笑顔を交わし合う

舞い終わった後には

『お疲れさん!』
『やっぱり神楽は良いね!』

そうやってみんながお互いを労わりあいねぎらい言葉をかけあっていた

客席にも楽屋にも
終始笑顔が溢れていた

この日
間違いなくそこには活気が溢れていた

流行り病が奪った大切な時間
不本意な2年間

それは私たちに大切な物を改めて感じさせるには十分すぎる時間だったのかもしれない

神楽舞にとって
またそれをずっと好きでいてくださり
大切にしてくださる方々にとって

とても大切な場所である事を再認識したのではないだろうか

最後に

神楽がどのように始まったのかは分からない
しかし脈々と私たちにまで受け継がれている事は事実

年に1度五穀豊穣を喜び集まりあい久しぶりに会った人と話をして笑い合った
今も昔もその場に集まり顔を合わせてみんなで喜び合う
これだけは変わっていないのだろうと思う

伝統芸能や祭
それは人が元気に生きていく為の
かけがえのないスパイスなのではないのだろうかと私は思う

携わらせていただける事は喜びであり誇りであると改めて感じた

本当に良い祭だった

実行委員の皆様
関係者各位の皆様
そして会場に足をお運びくださった皆様

ありがとうございました

今回の写真を少しばかり載せて本日はこれにて終了

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