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「保育士から異業種転職して思うこと」-知っておくべきなリアルな話。

こんにちは!保育士のアイ先生です。

保育士さんからのご相談で「異業種転職をしたいと思っているけど、どんな仕事がおすすめ?」「異業種転職したけど保育士に戻りたい…」と頂くことが多くあります。

実際に私も保育士から、こういったSNS発信やキャリアアドバイザーになったといえば、異業種転職になりますが、当時は保育士から1歩踏み出すことは大きな決断でした。

そこで本日は、「保育士が異業種転職するときに知っておいて欲しいこと」を体験談を交えてお伝えしていきます。

1. 採用のハードルが高いこともある


異業種への転職は、経験がない分、採用のハードルが高くなることはあります。
以前ご相談いただいた保育士さんは異業種転職の面接時、「子ども相手でも仕事できなかったのに大丈夫?」と聞かれたりしたこともあったようです。流石にこれは酷い話だと思いますが、風当たりが強いことも想定しておきましょう…。

転職市場では、未経験者向けのポジションも増えている一方で、保育士以外の方とも同じ土俵で選考を受けるとなると、人気な企業ほど、競争率が高いとも言えます。

そこで1つオススメは、ある程度業務負担の少ない園に転職して、プライベートな時間で、PCスキルや中にはネイリストなど専門的なスキルを身につけてから、転職するといった保育士さんもいらっしゃいました。

なかなか保育士をしながら何かを習得するのもハードですが、やりたい異業種が定まっているのであれば、スキルの習得もアリですよね🐜

2. 給料が下がることもある


保育士の給与は高くないと言われがちですが、異業種転職の場合、未経験としての給料水準や、さらには非正規雇用になると給料が下がることもあります。
特に、保育士の借上げ社宅制度は、都心部で8万程度も受け取れる中で、一般職では受けられない福利厚生があることも考慮する必要があると思います。

一方で、異業種でも長期的には実績次第で昇給を狙える可能性もあり、お家の手当とライフプランと、生活に関わるお金の部分も現実的に見ていきましょう。

ここまで、どちらかというと懸念点をあげていますが、ここからはポジティブな面なので安心してください🙆‍♀️

3. 新しいチャレンジによって知見が広がり、出会いがあった


異業種に挑戦することで、新しい知識やスキルを身につけることができたと感じました。また、周りは保育士の友人ばかりでしたが、新しい人との出会いが広がることも楽しく思いました。

私でいうと、マーケティングについての知見が広がりました。様々な広告戦略やメディアリレーションやクリエイティブ作成などで、専門的な方とお話ししたりすることも、やはり保育士をしていたらできなかったことだと感じています。
異業種での経験は、自分の視野を広げるだけでなく、自己成長の大きな糧となる実感がありました。

4. 保育士のスキルを活かせることもある


異業種でも保育士の経験やスキルが役立つ場面は多くあると感じました。例えば、保護者や地域の人たちとのコミュニケーション・傾聴力やチームワークのスキル、子どもと接することで培った柔軟性などは、「人」と関わるお仕事であれば重宝されると思います。

保育士として手先が器用ならそれを活かした専門職なども良いですし、どのように新しい職場で活かせるか、どんなことをやりたいかを考えることも大切です。

5. また保育士に戻ってもいい!


異業種に転職した後でも、保育士の資格があれば、一生モノです。再び保育士として働くこともできますし、パートや派遣など雇用形態も選びやすいのも良いですよね。また、一度異業種での経験を積むことで、再び保育士に戻ったときに新たな視点やスキルを持ち帰ることもできます。

例えば、異業種で学んだマネジメントスキルやITスキルを保育の現場に持ち込むことで、業務効率の向上や保護者対応の質の向上に繋がることがあります。

自分が人生でしたいこと、やってきた経験は無駄になることはなく、
きっと良い形で活きてくると思います。私もそれでいうと保育士にはまたタイミングを見て戻りたいと心から思っています。

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現実的に考えないといけないことや、勇気がいる選択ではありますが、新しい挑戦をすることで自分自身の成長や可能性を広げることができます。

大切なのは、自分の気持ちに正直になり、勇気を持って一歩を踏み出すことです。

挑戦することでしか見えてこない景色や、出会えない人々がたくさんいます。

自分の可能性を信じて、保育士を続ける選択肢も良し、
新しい道を切り開いていくも良しだと思います。
私もその背中を押していけるような、サポートもしたいですし、
自分自身もそうありたいと思っています。

↓ 異業種転職の悩みがある保育士さんはこちら ↓

 

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