日々是好日
「感謝の心」を持つことで心身の健康が良くなり、
ポジティブな生活が送れるようになることを説いている。
「日々是好日」の精神で、どんな日も良い日にできるよう
感謝しながら生きることが大切だと提唱している。
具体的には
・感謝の習慣を付けること。
・思い通りにいかないことを受け入れること。
・人のために貢献する生き方をすること。
・少欲知足の心を持つこと。
・目標を立てて行動すること。
・好奇心を失わずにいること。
・楽天的な姿勢で過ごすことなどがアドバイスされている。
「良いこと日記」を付けたり、趣味を持ったり、
計画的に行動したりするなど、
実践的な提案が多数なされている。
前向きな心構えと具体的な行動習慣を身に付けることで、
日々を感謝の心を持って
充実した人生を送ることができるという主張である。
また、本書の中で「雨奇晴好」という言葉が出てくる。
これは禅の言葉「日々是好日」に由来する思想。
「日々是好日」とは、
直訳すると「一日一日が良い日である」という意味。
雨が降っても晴れていても、
そのひとひとの日をポジティブに捉え、
良い日だと考える心構えのことを指す。
「雨でも良い。晴れでも良い」とは、
その日の天候や状況に左右されず、
前向きな気持ちでその日を大切に過ごそうという姿勢。
嫌なことがあっても、ネガティブにならずに
「これも良しとしよう」と受け入れる
寛容な心を持つことが重要だと説いている。
物事を良い面から見つめ、肯定的に捉えることで、
毎日が有意義なものとなり、
生き生きと前向きに過ごせるようになると考えられる。
雨に憂えず、晴れ過ぎず、そのままの状況を受け入れて、
一日一日を大切に感謝の気持ちを持って過ごすことが
推奨されていた。
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