年少女子たちの話
まだ、秋の気配が感じられない頃の
10月のお話☺️
園にある外遊び用のペットボトルには、元々、水とお魚のおもちゃが入っていました。
この日は、誰かが水を出してしまったようで、お水が足りない、、、!
それに気づいた子がトコトコやってきて
お花への水やりなど、手洗い以外では先生と一緒にお水を入れるという暗黙のルール😂があるため、こう尋ねてきました(えらい)
もちろんもちろん。お水入れてくれたらお魚助かるね、なんて話しながら水道に向かおうとすると
こういうのって敏感なんですよね😂大人だったらめんどくさがっちゃうようなことも、子どもにとっては特別なようで、、、
わらわらと、わたしもしたい!!と会話を聞いていた子達が集まってくるくる(笑)
始めにペットボトルを持っていた子が先陣を切りトイレへ。かつてのわたしなら「○ちゃんもやりたいんだって!順番にいれようか」なんて声かけしていたけど、今日は違います。
「せんせー!わたしもおみずいれたい!」
と助けを求めてくる子に
「そうだねえ、でも先生はお水もってないんだよね~🙏お友だちに聞いてごらん」と、終始、先生は関係ないのよ、スタンス(笑)で見守りに徹することに。
すると、
「ねえ、わたしにもやらせてくれない?」と優しく聞いて、半分ずついれる交渉に成功。
他の子も、水はもう入れられないなら、と「じゃあふたしめるね」「あっちまで運ぶね」と、自分で仕事を見つけ出します。賢こ、、、
「わたしも!」のやり取りが始まった時、あ~このまま誰かが強引にやりきっちゃて、出来なかった子が泣いたりして。
なんて、子どもの力を信じなかった自分が少し恥ずかしい😳そうやん。この子達にも考える力あるやん。
いつも、何かあればすぐ「はいはい、どうしたの!」なんて間に入っていた新人の頃。ケンカを止めることが仕事だとも思っていました。
子どもたちも、すぐ「せんせい~!」って、些細なことでも頼ってくるなあって思ってたけど、違ったのね。
わたしがそういう環境を作っていたのね。
と、この状況の中、しみじみ思う(笑)
ペットボトルの水抜いてくれた子、ありがとうね。😂
こうして、自分達だけで交渉した体験が次へつながっていき「じゃあ、こう言ってみようかな」「これならうまくいくかな」って考えられる力になっていくんだなあ。
もちろん、その子達の発達度合いによるけど、見守ることの大切さ、お友だちとの関わりが子どもを育てていくんだなあと、子どもたちに教えてもらったのでした👏
Instagramもやってます☺️
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