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保育士試験まであと47日(幼稚園教育要領)

前文


アルファベットの穴埋め式で、回答を一番下に掲載しています。

第1章「総則」


第1「幼稚園教育の基本」

幼児期の教育は、生涯にわたる(A)を培う重要なものであり、幼稚園教育は、(B)に規定する目的及び目標を達成するため、幼児期の特性を踏まえ、環境を通して行うものであ ることを基本とする。 
このため教師は、幼児との信頼関係を十分に築き、幼児が身近な環境に主体的に関わり、環境との関わり方や意味に気付き、これらを取り込もうとして、試行錯誤したり、考えたりするようになる幼児期の教育における見方・考え方を生かし、幼児と共によりよい(C)を創造するように努めるものとする。これらを踏まえ、次に示す事項を重視して教育を行わなければならない。


幼児は安定した情緒の下で自己を十分に発揮することにより発達に必要な体験を得ていくものであることを考慮して、幼児の(D)を促し、幼児期にふさわしい生活が展開されるようにすること。


幼児の自発的な活動としての遊びは、心身の調和のとれた発達の基礎を培う重要な学習であることを考慮して、遊びを通しての指導を中心として第2章に示すねらいが総合的に達成されるようにすること。


幼児の発達は、心身の諸側面が相互に関連し合い、多様な経過をたどって成し遂げられていくものであること、また、幼児の生活経験がそれぞれ異なることなどを考慮して、幼児一人一人の特性に応じ、発達の課題に即した指導を行うようにすること。

その際、教師は、幼児の主体的な活動が確保されるよう幼児一人一人の行動の理解と予想に基づき、計画的に(E)しなければならない。この場合において、教師は、幼児と人やものとの関わりが重要であることを踏まえ、(F)を工夫し、物的・空間的環境を構成しなければならない。ま
た、幼児一人一人の活動の場面に応じて、様々な役割を果たし、その活動を豊かにしなければならない。

第2 「幼稚園教育において育みたい資質・能力及び「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」


幼稚園においては、(G)を育むため、この章の第1に示す幼稚園教育の基本を踏まえ、次に掲げる資質・能力を一体的に育むよう努めるものとする。

(1)豊かな体験を通じて、感じたり、気付いたり、分かったり、できるようになったりする「(H)」
(2)気付いたことや、できるようになったことなどを使い、考えたり、試したり、工夫したり、表現したりする「(I)」
(3)心情、意欲、態度が育つ中で、よりよい生活を営もうとする「(J)」

2 
1に示す資質・能力は、第2章に示すねらい及び内容に基づく(K)によって育むものである。


回答


A:人格形成の基礎
B:学校教育法
C:教育環境
D:主体的な活動
E:環境を構成
F:教材
G:生きる力の基礎
H:知識及び技能の基礎
I:思考力、判断力、表現力等の基礎
J:学びに向かう力、人間性等
K:活動全体


3 
次に示す「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」は、第2章に示すねらい及び内容に基づく活動全体を通して資質・能力が育まれている幼児の幼稚園修了時の具体的な姿であり、教師が指導を行う際に考慮するものである。

(1)?
 幼稚園生活の中で、充実感をもって自分のやりたいことに向かって心と体を十分に働かせ、見通しをもって行動し、自ら健康で安全な生活をつくり出すようになる。

(2)?
 身近な環境に主体的に関わり様々な活動を楽しむ中で、しなければならないことを自覚し、自分の力で行うために考えたり、工夫したりしながら、諦めずにやり遂げることで達成感を味わい、自信をもって行動するようになる。

(3)?
 友達と関わる中で、互いの思いや考えなどを共有し、共通の目的の実現に向けて、考えたり、工夫したり、協力したりし、充実感をもってやり遂げるようになる。

(4)?
 友達と様々な体験を重ねる中で、してよいことや悪いことが分かり、自分の行動を振り返ったり、友達の気持ちに共感したりし、相手の立場に立って行動するようになる。また、きまりを守る必要性が分かり、自分の気持ちを調整し、友達と折り合いを付けながら、きまりをつくったり、守ったりするようになる。

(5)?
家族を大切にしようとする気持ちをもつとともに、地域の身近な人と触れ合う中で、人との様々な関わり方に気付き、相手の気持ちを考えて関わり、自分が役に立つ喜びを感じ、地域に親しみをもつようになる。また、幼稚園内外の様々な環境に関わる中で、遊びや生活に必要な情報を取り入れ、情報に基づき判断したり、情報を伝え合ったり、活用したりするなど、情報を役立てながら活動するようになるとともに、公共の施設を大切に利用するなどして、社会とのつながりなどを意識するようになる。

(6)?
 身近な事象に積極的に関わる中で、物の性質や仕組みなどを感じ取ったり、気付いたりし、考えたり、予想したり、工夫したりするなど、多様な関わりを楽しむようになる。また、友達の様々な考えに触れる中で、自分と異なる考えがあることに気付き、自ら判断したり、考え直したりする
など、新しい考えを生み出す喜びを味わいながら、自分の考えをよりよいものにするようになる。

(7)?
 自然に触れて感動する体験を通して、自然の変化などを感じ取り、好奇心や探究心をもって考え言葉などで表現しながら、身近な事象への関心が高まるとともに、自然への愛情や畏敬の念をもつようになる。また、身近な動植物に心を動かされる中で、生命の不思議さや尊さに気付き、身近な動植物への接し方を考え、命あるものとしていたわり、大切にする気持ちをもって関わるようになる。

(8)?
 遊びや生活の中で、数量や図形、標識や文字などに親しむ体験を重ねたり、標識や文字の役割に気付いたりし、自らの必要感に基づきこれらを活用し、興味や関心、感覚をもつようになる。

(9)?
 先生や友達と心を通わせる中で、絵本や物語などに親しみながら、豊かな言葉や表現を身に付け、経験したことや考えたことなどを言葉で伝えたり、相手の話を注意して聞いたりし、言葉による伝え合いを楽しむようになる。

(10)?
 心を動かす出来事などに触れ感性を働かせる中で、様々な素材の特徴や表現の仕方などに気付き、感じたことや考えたことを自分で表現したり、友達同士で表現する過程を楽しんだりし、表現する喜びを味わい、意欲をもつようになる。

(1)健康な心と体
(2)自立心
(3)協同性
(4)道徳性・規範意識の芽生え
(5)社会生活との関わり
(6)思考力の芽生え
(7)自然との関わり・生命尊重
(8)数量や図形、標識や文字などへの関心・感覚
(9)言葉による伝え合い
(10)豊かな感性と表現



2章 ねらい及び内容

この章に示すねらいは,幼稚園教育において育みたい資質・能力を幼児の生活 する姿から捉えたものであり,内容は,ねらいを達成するために指導する事項である。

各領域は,これらを幼児の発達の側面から,心身の健康に関する領域「健康」,人との関わりに関する領域「人間関係」,身近な環境との関わりに関する 領域「環境」,言葉の獲得に関する領域「言葉」及び感性と表現に関する領域 「表現」としてまとめ,示したものである。内容の取扱いは,幼児の発達を踏ま えた指導を行うに当たって留意すべき事項である。 

各領域に示すねらいは,幼稚園における生活の全体を通じ,幼児が様々な体験 を積み重ねる中で相互に関連をもちながら次第に達成に向かうものであること, 内容は,幼児が環境に関わって展開する具体的な活動を通して総合的に指導されるものであることに留意しなければならない。 

また,「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」が,ねらい及び内容に基づく活動全体を通して資質・能力が育まれている幼児の幼稚園修了時の具体的な姿で あることを踏まえ,指導を行う際に考慮するものとする。 


新幼稚園教育要領のポイントhttps://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shisetu/044/001/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2017/08/28/1394385_003.pdf


保育士試験合格応援ブログさんより

桜子先生
「幼稚園教育要領」第1章「総則」第1「幼稚園教育の基本」テスト


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