えむ/木村石鹸
第4回 木村石鹸×錦城護謨。両社の工場を見学してきました!
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第4回 木村石鹸×錦城護謨。両社の工場を見学してきました!

えむ/木村石鹸

同じメーカーでも、作っているものが違えば工場も全く違います。今回の記事は錦城護謨さんと、木村石鹸の工場見学レポートとなっています。

一般の方は特に、普段工場見学に来てもらえる機会があまりないので、ぜひ楽しんで読んでもらえたらと思います!では、早速どうぞ!


錦城護謨さんの工場を見学しました!

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今回の見学全体を通して感動したことですが、錦城護謨さんの工場見学では、見学者が快適に楽しみながら見学できる工夫をたくさん実施されていらっしゃいました。
例えば、大きな音の鳴るエリアでもガイドの声が聞こえるように、イヤホンマイクをご用意いただいたり、イメージしやすくする為に製造工程表のサンプルを見せていただいたり、出来たての製品を触らせていただいたり...まさに、エンターテインメント施設でした。
今回撮影許可を頂いたところは、写真でもお伝えしますね!

錦城護謨さんが作っている製品についてはこちらの記事からどうぞ!↓


炊飯器のゴムパッキン医療用製品ETCの車両識別用センサーなど、幅広い製品の製造現場を見せていただいた中で、特にこの工程おもしろい!と思ったのが、ゴムに着色料を練り込んで色を付けていく工程です。

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※赤枠の箇所がゴムです。

手前と奥の2つのローラーを回転させ、伸びたゴムを手作業で織り込みながら着色されていきます。

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製造部員さんが華麗な手さばきでゴムを織り込み、ゴムがローラーで伸ばされて、そしてまたローラーの間から波のようにうにょ~っとゴムが出てきて…このうにょ~っと出てくるの様子を見るのがクセになり、このままずっと見ていたい…!となる工程でした。

そして錦城護謨さんでは、水泳競技用キャップも製造されています。

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※赤丸の箇所が水泳競技用キャップです。

鉄筒に張り付いたキャップが、製造部員さんの手によって素早く外されていくのですが、実はこの作業とても繊細な作業とのこと。力が入りすぎるとキャップが破けてしまう恐れがあるそうなのですが、製造部員さんは絶妙な力加減かつ素早く外されていて、職人さんってかっこいいなあ…と感じた瞬間でした。

また、工程から出荷まで、金型の管理を『バーコード』で行われていました。この『バーコード』で情報共有をすることで、そのときの製造工程の最新情報がわかったり、資材や在庫の数量や位置の確認などができるそうです。このシステム、錦城護謨さんの独自構築とのこと!錦城護謨さんの製品の品質に対する熱い想いを感じられました…!

写真だけでは魅力を伝えきれていませんが、臨場感のある機械音やゴムの匂いなど、全身で楽しめる工場見学でした。
ご案内いただいた吉年さん、セッティングいただいた尾﨑さん、田川さん、堀口さん、錦城護謨の従業員の皆様、ありがとうございました!

次は錦城護謨のみなさんにバトンタッチして、木村石鹸の工場についてみていきましょう~!

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木村石鹸さんの工場を見学しました!

ここからは錦城護謨スタッフより、木村石鹸さんの工場について書かせて頂きます!

製造の要の工場を見学させていただきました。

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工場の成り立ちなども伺ったのですが、工場をご自分たちで建てられたと伺った際はこんなに立派な建物が個人で建てられることに驚きました!
さらに釜焚きの周りのレンガも組み立てられたことをお聞きしても、とてもきれいに組み立てられていたので正直職人さんの手が入っているようにしか見えませんでした。

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釜焚き石けん

最初に液体石鹸の釜焚きの様子を見学させていただきました。
幼いころに機械で作る石鹸工場は見学したことがあるのですが、手作業の釜焚きは初めて見るのでドキドキです……!
天然成分を使用しているので、原料成分のバラつきがあるため、
「熱を加えた時の泡の弾ける音を聞き分ける」「泡の具合を見る」といった五感を研ぎ澄まし、
安定したものを作れるようになるまで10年掛かるそうで、まさに職人技でした……!

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釜からは蒸気がもくもくと立ち上っていて、視界が真っ白になりました!
乾燥する冬の時期はそのまま焚くと石鹸が固くなってしまうので、焚く前に釜に蒸気を入れるそうです。

先ほど焚いた液体せっけんを実際に業務用の粉末石鹸にするためには、専用の撹拌機に入れてさらに別の薬品を添加して特徴を持った専用の石鹸に加工し、パッケージに充填するそうです。
私たちが見学した際は、とても鮮やかなピンクの液体を粉末石鹸にするために攪拌機に注がれていたのですが、出来上がった粉末石鹸は可愛らしい淡いピンク色で、色の変化が面白かったです!小ロット多品種で、この他にも様々な商品を製造されているとのことでした。

そして、見学日当日は稼働していませんでしたが、3階にある粉末石鹸の釜焚きする場所もご案内いただきました。

階を登るにつれて熱気も上がっており、粉末石鹸の釜焚きはしておられなかったのですが、見学させていただいているだけでも暑く、製造しているときはこれ以上なのかと驚きです。
職人さんの苦労の末に私たちが清潔に生活できていると思うと感動です!
なんと、業務用・工業用の粉末石鹸では、牛脂を使用して石鹸を作ることもあるそうです! 想像したこともなかったので驚きました!
牛脂で石鹸を製造する際は牛丼のような香りがあたりを漂うそうです。
午前中に見学させていただいていたので、見学時に製造されていたら間違いなく私のお腹は鳴っていました笑 危ない危ない……。でも、どれほど牛丼の香りなのか、是非嗅いでみたいです笑

実際に釜焚きをしている会社は国内に5社ほどしかおられず、無二の製品を扱っておられるのだなと感じました。
本社工場にて製造されているのは主に業務用の石鹸だそうです。
三重工場(伊賀市)では、話題の『12/JU-NI』のシャンプーも製造されているのだとか……!
そちらの工場の様子もとても気になります! 機会があれば是非見学させていただきたいです。

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↑実際の粉末石鹸釜焚きの様子


技術開発部

続いて、工場内の品質管理・開発室も見学させていただきました。

こちらのお部屋には実験台や品質検査用の機器、試験用の薬品のビンなどがズラリ!まさにラボという感じでした!

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最初の原料投入から・撹拌・最後の充填までを見学させていただいた
粉末石鹸の品質確認がちょうど進められていて、実際の使用濃度になるよう水が加えられ、pHの測定が行われていました。
さっき完成したばかりのものがもう試験にかけられていて、スピード感がすごいです!
また、濃度測定には糖度計が用いられているとのこと。私の中では果物の甘さを測るイメージしかなかったのですが、濃度も測ることが出来るのですね……!
物質検査の他にも、除菌・抗菌の検査を、外注のみではなく事前に社内検査も行っておられるため様々な種類の身の周りの菌が培養・取扱いされており、昨今の状況から、お客様が強く意識される、また不安がある部分への
ダブルチェックが行われているのだなと感動いたしました、、!
育てることで、菌に愛着がわいてしまった方もいらっしゃるとのことです笑

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その他にも、内容成分の分析機器、恒温機や冷蔵庫での環境別の様子確認などを見学させていただました。
冷蔵庫は一角に調味料があり、食事に使っておられる!?とビックリしましたが、(笑)人工汚れでの試験の際に使用されるのだそうです。

第2回目の記事でお試しさせていただいた、
「自動製氷機の洗浄剤」「風呂床の洗浄剤」など様々な製品が
こちらのお部屋から生み出されているのですね、、!

木村石鹸様の秘密がたくさん詰まったお部屋でした!

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えむ/木村石鹸
ちょっとレターメイン作者でした!2022年4月から新たな挑戦のため、木村石鹸を旅立ちました!