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気づくのはいつも


大切なことは

見えなくなってから気づく


気づいた時には

もう それはない


あんなに近くにあったのに

当たり前に慣れていたね


それが大切なことだと

いつも気づけていればいいのに


無くしたものほど

眩しいくらいに

光を放つ




まるで

手の届かない

あの星のように


あの日

わたしの手から

するりと空へ逃げていった

風船のように





もっとちゃんと

掴んでおけばよかった




わたしはきっと

目に見えるものよりも

もっと多くのものをもっている



ただそれに

気づいていないだけ






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