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#11 NO DRUGS

以前の記事で「東南アジアのタイで大麻解禁」というニュースを取り上げました。

同国では大麻の使用は医療用のみで、娯楽としては禁止となっていますが、案の定普通に売られています。当然観光客でも簡単に手に入ってしまうというわけです。最近は日本からタイへ観光に行かれる方も多くなってきているようなので、むやみやたらに手を出すのは止めましょうね。

在タイ日本大使館のHPにも注意喚起がなされています。「タイの大麻に関する規制緩和(注意喚起)」というタイトルで告知されています。


他に気になる薬物関連のニュースも取り上げてみます。

先日「南米のコロンビアでコカインが合法化検討」というニュースがありました。コロンビアは世界最大のコカイン生産国なのだそう。コカインが合法化されたら、その後はどうなっていくのか思っていたところ、今度は数日後に「合法化するつもりはない」と発表がありました。二転三転していますが、今後どうなっていくのでしょう。続編があればまた取り上げてみたいです。

また同国では、今年の6月にコカインを冷凍ジャガイモに似せて密輸を試みて摘発されたそう。パッケージに賞味期限の記載がなかったことから怪しまれて発覚されたとか。
あの手この手で密輸を試みようとしている様子は今も昔も変わらないのかもしれません。

そもそもコカインとは、コカの葉を精製して作られる違法薬物のこと。日本では麻薬及び向精神薬取締法で麻薬に指定されています。

コカの葉には高山病を和らげる効果があり、南米では伝統的に使用されているのだそう。コカの葉が原材料になっているコカ茶やコカキャンディなども。コカの葉は精製されたコカインとは濃度の違いから、依存性や精神への影響は低いという話もあります。

余談になりますが、昔はコカ・コーラにコカインの成分が含まれていたという。
名前の由来はコカインが含まれていたから…とか、原材料にコカの葉とコーラの実を使用していたから…とかいう説がありますが、日本コカ・コーラ社お客様相談室によると、コカインは一切関係ないと否定しています。語感がいいという理由で名前がつけられたと。果たして…。

薬物に関して、私たちに出来ることは安易に手を出さないことでしょう。更生保護でも薬物対象者は男女ともに多いのが現状です。社会内でひとりひとりの意識した行動が求められているのです。

自分自身のためにも。

身近な人のためにも。




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