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音感トレーニング始めて126日目、遂に成長を実感しました

 このノートは、就職を機にピアノを始めたはいいものの『まあまあ弾けたかな…?』の繰り返しで、成長を実感できず悩んでいた私が

「楽譜がなくても、曲を弾ける人」
「初めて聞いた曲をすぐ耳コピ、アレンジできる人」
になるために、相対音感を鍛える様子を記録していくものです。

 記録と同時に、私と同じような境遇の方に向けて、社会人の私がどんな方法で音感トレーニングするのかや苦労や克服方法などを書いていきます。サンプルの1つとして参考していただけたら幸いです。トレーニングは1年間実施します。
 
 Noteには毎月月末にその月のトレーニングのまとめを投稿します。Twitterではこんな感じで毎週報告しています。↓

(補足)
 トレーニング方法は主に移動ド唱法です。「ずっしーの音楽教室」のサイトを参考にしています。また、このノートでは「しらみつぶしトレーニング法」などサイトで使っている用語を使用します。よければ…というかすごく参考になるのでぜひご覧ください。↓

■2020年10月末までに達成したいこと

「曲を聞いたとき、その曲のメロディの階名が瞬時に頭に浮かんでくるようになる。頭に浮かべた階名を正確にアウトプットできるようになる」

(理由)
 前者はアウトプットの種類でいうところの「音→階名」です。個人的には曲のメロディが階名で聞こえるようになれば、一般的な曲ならすぐ耳コピできるようになります。それに曲の分析やなぜ自分は曲のこの部分が好きなのかと納得できるようになるのは魅力的です。
 後者はアウトプットの種類でいうところの「階名→音」です。私は趣味で作曲を始めたのですが、頭で思いついたメロディをなかなかアウトプットできず、形にできないことが何度もありました。頭の中で調を意識し、階名を正確の浮かべたらこんな悩みとはおさらばできます。それに曲を聴いてその場でピアノアレンジできるようにもになりたいので是非とも習得したい能力です。

▶︎実行してきたトレーニング一覧

▼曲の主音を特定
・主音当て(知っている曲を聴いて、頭のなかで無理やり曲を終了させて落ち着く音を見つけ、主音と思う音を歌う。ピアノで合っているか確認)

▼「階名⇄音」結びつけ
・移動ド唱法(知っている曲のメロディを歌う。1フレーズ最低5日は行う)
・真・移動ド唱法(伴奏をつける知っている曲のメロディを歌いながら)
・ドに向かう2音をインプット(ソ〜ド〜♪のような2音をインプット)
・2音のしらみつぶしトレーニング(ド→レ、ド→ミ…ド→シのような、伴奏もつけて)
・様々な調でスケールを歌う(アプリ「新曲視唱」の機能を利用する)
・アプリ「聴くだけ!聴音2」(ひたすら聞く)←New

▼「階名→音」アウトプット
・アプリ「ずっしーの音感トレーニング」1〜5いずれのレベルでも、正解率9割ほどを目指す)
・アプリ「function ear trainer」(半音階を絡めつつ毎日行う)
・耳コピ

▼「階名→音」アウトプット
・アプリ「新曲視唱(入門2、初級)」(毎日5問はやる、お題を見てまずは一旦音をイメージして歌い、間違った音程や苦手なインターバルがある場合は2音のしらみつぶしを行う)
・ドを基準にランダムに単音を歌って、音があっているかチェック

■2月の成果と気づき

現在の目標
「曲を聞いたとき、その曲のメロディの階名が瞬時に頭に浮かんでくるようになる。頭に浮かべた階名を正確にアウトプットできるようになる」

↓↓↓↓↓

2月の成果
「音感は3種類同時に鍛えると効率がよいことをいまさら知った。間違った階名で歌うとき、違和感を覚えるようになった。スーパーの呼び込み君のメロディを頭だけで階名で耳コピできた」

3種類の音感は同時に鍛えるといいらしいという話

 あることに気づいてしまったので、まずはそちらを報告します。そもそも相対音感は3つに分類できるそうで、①音階を判別する音感②コード進行を判別するコード進行感③コードの構成を判別する和音感 があります。
 相対音感トレーニングをはじめた2019年10月末から私はまずはメロディを聞き取る音感を鍛えようと思い立ち、これまでメロディに特化したトレーニングをしていました。②コード進行感や③和音感は①を達成してからでいいか…と思っていたのです。
 2月の中旬頃ふと、このままのトレーニングで本当に相対音感を身に付けられるのか不安に駆られました。そして改めてずっしーの音楽教室の記事を漁りに漁りました。それで、ある文を見つけてしまったのです。それは…

(引用)
それぞれ別の感覚ではありますがこの三つは互いに関係しあっているので、それぞれの音感がさらにそれぞれの音感を補強していくことになります。
 例えば音階がわかればベースの音をとらえやすくなり和音への意識が強くなる、和音の流れがわかればそのパターンから自然な和音使いやメロディがつかみやすくなる、などです。
 したがってどれか一個を鍛えるというよりは、それぞれを同時に関連付けながら訓練するのが最も良い方法といえるでしょう。

引用元↓

 つまり、②コード進行感や③和音感も同時に鍛える必要があったのです!いやぁ、完全に見落としていました。
 ということで3月からはコード進行感を鍛えるトレーニングもやっていこうと思います。(サイトを参考に③和音感はサブ的な立ち位置なので、優先度は低め)

間違って階名歌うと強烈に違和感を覚えるようになった話とスーパーの呼び込みくん

 スーパーにある呼び込みくんはご存じでしょうか。「売れてます(だったかな?)」の文字に両手を広げて陽気で謎の中毒性ある「ぽぽーぽ ぽぽぽー♩」の音楽、だれしも1度は聞いたことあると思います。
 私あの曲好きで、2月末にふと耳コピしてみようかなと考えました。ピアノに向かって音を拾うのがいつもの私のスタイルです。しかし、今回は耳コピしようと思いついて頭の中でメロディを流したら、

「ソソーラソミソー♩」

 なんと、階名で降ってきたのです。私は急いでピアノで確認!えっ…合ってる…うわやったー!と嬉しさのあまり拳をぐっと握りしめました。 
 音感トレーニングを始めて126日目のことでした。やっと音と階名が結びついてきたのを実感しました。とはいえ階名が浮かんできたのはこれが初めてではありません。実は1月にカービィのエアライドのサンドーラの曲のはじめのメロディが浮かぶことがありました。ただ、今回はあの時と違って鍵盤で確かめる前から「確信」が少しあったのです。
 それを裏付けるできごとがありました。それは、アニメ「異国迷路のクロワーゼ」の劇伴、「ソ・ラ・ソ・ミ」のメロディを鍵盤を使わずに階名を歌っていたときのことです。本来「ソラソミ ソラソミ」なのを私は「ソラミソ ソラミソ」と歌っていました。これまでなら間違った階名でも違和感をまったく感じなかったのですが、このときだけは「ん?あってるっけ?」と感じました。で、実際間違って要は間違った音階で歌っていることに違和感を覚えるようになったのです。 
 違和感は他の曲でも感じるようになってきました。(「多分この音じゃないな…」的な)だからといって正しい音階が分かるわけではないので、まだ発展途上です。
 やっぱり音感を身につけるのは時間がかかるのだなと思います(´_ゝ`)

Android版「functional trainer」が多機能な件

 通勤時の電車や会社で休憩中、寝る前など隙間時間に音感トレーニングがしたいと思う方に朗報です。Android版「functional trainer」がおすすめなので紹介したいと思います(知っていたら読み飛ばしてください)
 
 隙間時間に音感を鍛えるにはやっぱりアプリです。でも「音感 トレーニング」でアプリを検索しても、残念ながら絶対音感用のトレーニングアプリが上位に表示されます。相対音感トレーニングの需要が少ないのか、そもそも認知されていないのか、相対音感トレーニング向けのアプリは比較的少ないと感じます。
 
 それでも相対音感向けのアプリを根気よく探すと、見つかります。そのなかでも特におすすめなのが、Android版「functional trainer」です。無料でもトレーニングできますが、ハ長調のみなので課金した方がいいです。1600円くらいです。

このアプリのメリット
☑相対音感向け
☑ベーシックモードでは、コードがなる→単音がなる→その音の階名を当てる
☑MELODIC DICTATIONSモードでは、コードがなる→4つ連続で音がなる→それらの音を階名であてる
☑ステップが用意されていて、だんだん難易度が上がる
☑出題数や音色、出題する音のON/OFFを選べるなど自分専用のカスタムができる
☑聴くだけで音感が鍛えられるイヤーモードがある。コードがなる→単音が鳴る→単音の正解を表示のループ

このアプリのデメリット
☑全編英語
☑マイナーの主音がⅠと定義されている

※iOS版は完全無料ですが、アップデートが止まっているようで、Android版に比べ機能が少ないです

アプリはこちらから↓

■振り返り(2月1日 〜 2月29日)

①報告ツイートからトレーニングを振り返り

■ひとこと
 「いつになったらしらみつぶしトレーニングをするのだろう」と2月のツイートを見て思いました。AIきりたんとか、音感トレーニングできるアプリ発見してやりこんだり、もしかしたら自分は新しい物好き?

②アプリ「ずっしーの音感トレーニング」の記録

(2月用)ずっしーアプリ記録 2019年10月22日~

(2月用)ずっしーアプリハイスコア更新記録 2019年11月17日~

■計測方法
(目的)
 自分の音→階名の能力を客観的に把握するために行う。
(やりかた)
 縦軸はずっしー音感トレーニングアプリのスコアデータ、横軸は日付です。原則寝る前のタイミングで各ステージを1回のみプレイし、そのスコアを計測データとしています。やり直しは禁止。
※ハイスコア記録は2019年11月からのプレイでステージごと、ハイスコアを出した日付とその点数を記録してプロットしています。

■ひとこと
 ステージ1の記録がまたまた伸びました。15000点~20000点は連発できるようになってきましたね。まだノーミスで終わらせられたことはないので、狙っていきたいです。ハイスコアの記録はステージ1以外は横ばいです。なかなかスコアが伸びないものです。

③アプリ「新曲視唱」の記録

■コース:入門2
平均点(過去4週間):80.4点
練習回数(過去4週間):77回

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■コース:初級
平均点(過去4週間):54.6点
練習回数(過去4週間):5回

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■ひとこと
 入門2は累計600回を超えていますが、たった2小節なのに思ったように歌っても若干ずれていたり、難しいです。

④耳コピした曲(今月1曲・累計2曲)

■ひとこと 
 今月は、ファミコンソフトの「突然!マッチョマン」の無敵BGMを耳コピが無事完了しました。youtubeとTwitterにアップしました↓
※先月の報告にも載せていましたが、厳密には今月の報告に載せるべきでしたm(_ _)m

あと去年に耳コピした「ひなこより」を動画化しました↓

■これまで耳コピした曲一覧

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⑤インプットした曲(今月2曲/累計4曲)

■これまでインプットした曲一覧

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■ひとこと
 最低5日やると決めましたが、不可思議のカルテは14日かかりました。現在ムーンリバーは13日、ひなこより4日やっています。

⑥愚痴とか悩みとか(新コーナー)

 このコーナーは愚痴とか悩みを綴っています。解決したら解決法を書き込んでいきます。同じような悩みを抱えている方に、共感してもらえたり、悩みの解決になれば幸いです。

(2月)
愚痴
・トレーニング100日超えても成長実感があまり感じられず、「100日過ぎたというのに自分はこの程度か…はぁ〜」と落ち込んだ
・社会人だからと言い訳したくないけど、毎日トレーニングはなかなかキツイ。トレーニングできなくても自分を許す心が大事かも

できないこと
・階名ドとソをよく間違える
・階名ラを歌うのが異常に苦手
・新曲視唱の総練習回数は600回を超えたというのに、いまだミスるたった2小節なのに

■最後に

 呼び込みくんのメロディの階名が降ってきたことは自分にとって大きなモチベーションになりました。1月のまとめをみると、トレーニングを100日超えても成長を感じないと書いてあったので、やっぱりそれなりに耐え忍ばないといけないのだと思います。
 この報告を書くのにまた2日使ってしまいましたが、頭の整理になりますし2日かかってもいいかなと思い始めました。それに報告するトピックが固まってきたので去年の10月に比べたらはるかに書きやすいです。あれ、なんの話してるんでしょうね。笑
 それではまた来月!

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(書いてる人)
音楽経験:
①クラリネット
2014年夏に短大の吹奏楽部に入り、クラリネットを始める。2016年末で一旦楽器から離れる。2019年に吹奏楽団に入り、現在も続けています。
②ピアノ
2017年の夏にピアノを始める。2019年夏まで月2、3のレッスンに通っていました。現在は独学でやっています。就職後です。
③作曲
2018年1月に作曲を始める。挫折中。

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