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音感トレーニング始めて5ヶ月、コード進行感の重要性に気づく

このノートは、就職を機にピアノを始めたはいいものの『まあまあ弾けたかな…?』の繰り返しで、成長を実感できず悩んでいた私が

「楽譜がなくても、曲を弾ける人」
「初めて聞いた曲をすぐ耳コピ、アレンジできる人」

になるために、相対音感を鍛える様子を記録していくものです。

記録と同時に、私と同じような境遇の方に向けて、社会人の私がどんな方法で音感トレーニングするのかや苦労や克服方法などを書いていきます。サンプルの1つとして参考していただけたら幸いです。トレーニングは1年間実施します。
 
Noteには毎月月末にその月のトレーニングのまとめを投稿します。Twitterではこんな感じで毎週報告しています。↓

(補足)
 トレーニング方法は主に移動ド唱法です。「ずっしーの音楽教室」のサイトを参考にしています。また、このノートでは「しらみつぶしトレーニング法」などサイトで使っている用語を使用します。よければ…というかすごく参考になるのでぜひご覧ください。↓

2020年10月末までに達成したい目標

「曲を聞いたとき、その曲のメロディの階名が瞬時に頭に浮かんでくるようになる。頭に浮かべた階名を正確にアウトプットできるようになる」

(理由)
 前者はアウトプットの種類でいうところの「音→階名」です。個人的には曲のメロディが階名で聞こえるようになれば、一般的な曲ならすぐ耳コピできるようになります。それに曲の分析やなぜ自分は曲のこの部分が好きなのかと納得できるようになるのは魅力的です。
 後者はアウトプットの種類でいうところの「階名→音」です。私は趣味で作曲を始めたのですが、頭で思いついたメロディをなかなかアウトプットできず、形にできないことが何度もありました。頭の中で調を意識し、階名を正確の浮かべたらこんな悩みとはおさらばできます。それに曲を聴いてその場でピアノアレンジできるようにもになりたいので是非とも習得したい能力です。

■3月、できるようになったことや気づいたこと

①調のみを意識したとき/コード進行を意識したときの単音の聞こえ方が違う話

まずは、こちらをご覧ください

いかがでしょう。

シの聞こえ方が少し違うと思いませんか?

動画前半は145のコードを鳴らしたのちに単音の「シ」。
動画後半は「虹の彼方に」のフレーズの「シ」に注目してみてください。

前半の「シ」 → とがったような特徴的な印象
後半の「シ」 → 自然な音の印象

私個人的にはこのような印象があります。

このことに気づいたのは、3月末。移動ド唱法で「虹の彼方に」を歌っていたときのことです。メロディの「シ」に違和感を覚えました。同時期、私はアプリ「functional ear trainer」とアプリ「新曲視唱」にハマっていました。これらのアプリは動画前半のように、"初めに調を意識してから、ランダムに作られたメロディを歌う(回答する)"というものでした。

移動ド唱法で歌う「シ」とアプリで歌う「シ」がなぜ違って聞こえたのか、それは、移動ド唱法は無意識にコードも意識して歌っているからだと思います。

移動ド唱法の解釈があっていれば
「調を意識しただけの場合とコード進行を意識した場合で、単音の聞こえ方が変わる」ということになります。

別の言い方をすれば、
アプリ「functional ear trainer」とアプリ「新曲視唱」をやりこんだだけではメロディを聞き取る音感までは鍛えられないということです。

とはいえ「虹の彼方に」のメロディを頭の中でゆっくり再生すれば、単音として聞き取ることはできるので、これらのアプリで鍛えた音感は活かされていると感じます。そもそも単音を聞き取れる音感あってこそ、コード進行感を鍛えるベースにもなっている気もします。

先月のまとめでも「コード進行感を鍛えよう!」的な話をしましたが、
この気づきから、コードを意識したトレーニングを実施するのが効率的に音感を鍛えられるのだろうと納得しました。今後注力していきたいです。

コード進行感を鍛えられるトレーニング
・移動ド唱法
・新・移動ド唱法
・しらみつぶしトレーニング
・コード進行感のトレーニング など

関連した話?↓

■3月にやったこと振り返り

①アプリ「ずっしーの音感トレーニング」の記録

ずっしーアプリ記録 2019年10月22日~

ずっしーアプリハイスコア更新記録 2019年11月17日~

■計測方法(自分の音→階名の能力を客観的に把握)
 縦軸はずっしー音感トレーニングアプリのスコアデータ、横軸は日付です。原則寝る前のタイミングで各ステージを1回のみプレイし、そのスコアを計測データとしています。やり直しは禁止。
※ハイスコア記録は2019年11月からのプレイでステージごと、ハイスコアを出した日付とその点数を記録してプロットしています。

②アプリ「新曲視唱」の記録

■コース:入門2
平均点(過去4週間):91.0点
練習回数(過去4週間):6回

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■コース:初級
平均点(過去4週間):82.1点
練習回数(過去4週間):78回

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③耳コピした曲(今月0曲・累計2曲)

今月はありません!
※来月からグラフ化とリストを用意しようと思います

④インプットした曲(今月3曲・累計7曲)

■これまでインプットした曲一覧

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※来月から調別にグラフ化しようと思います

■副産物


■コメント

①アプリ「ずっしーの音感」
ずっしーの音感はゆっくりですが順調にスコアが伸びています。3月はステージ1のスコアが29990点に到達しました。それに、17000点~20000点のスコアを安定して出せるようになりました。ノーミスはまだ達成してないので4月はノーミス達成と30000点越えを目指します。

②アプリ「新曲視唱」
2月は入門2ですらまともに歌えなかったですが、3月の上旬に突然階名をすらすら歌えるようになりました。初級は簡単に思えるほどでした。なので、入門2から初級にステップアップしました。初級はほどほどに難しく、楽しいです。ちなみに初級は↓こんな感じです

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③耳コピした曲、④インプットした曲
耳コピは来月頑張ります。インプットも続けてやっていきます。

■最後に
現在「虹の彼方に」のコードをコピーしつつ、移動ド唱法で歌っているので、これまで1曲5日やって完了としていました。しかし、①コード進行感が重要ということ②コード進行のコピーが若干できるようになってきたこともあり、今後1曲1曲じっくり噛みしめてインプットする流れになる予感がします。いまだメロディの階名が自然と降ってくることはありませんが、ゆっくりゆっくり進歩しているのは確かです。成長がゆっくりすぎて時折不安になりますが、また来月、よい報告ができることを期待します。がんばれ、未来の自分。

【おまけ】

①私が実行してきたトレーニング一覧

▼曲の主音を特定
・主音当て(知っている曲を聴いて、頭のなかで無理やり曲を終了させて落ち着く音を見つけ、主音と思う音を歌う。ピアノで合っているか確認)

▼「階名⇄音」結びつけ
・移動ド唱法(知っている曲のメロディを歌う。1フレーズ最低5日は行う)
・真・移動ド唱法(伴奏をつける知っている曲のメロディを歌いながら)
・ドに向かう2音をインプット(ソ〜ド〜♪のような2音をインプット)
・2音のしらみつぶしトレーニング(ド→レ、ド→ミ…ド→シのような、伴奏もつけて)
・様々な調でスケールを歌う(アプリ「新曲視唱」の機能を利用する)
・アプリ「聴くだけ!聴音2」(ひたすら聞く)←New

▼「階名→音」アウトプット
・アプリ「ずっしーの音感トレーニング」1〜5いずれのレベルでも、正解率9割ほどを目指す)
・アプリ「function ear trainer」(半音階を絡めつつ毎日行う)
・耳コピ

▼「階名→音」アウトプット
・アプリ「新曲視唱(入門2、初級)」(毎日5問はやる、お題を見てまずは一旦音をイメージして歌い、間違った音程や苦手なインターバルがある場合は2音のしらみつぶしを行う)
・ドを基準にランダムに単音を歌って、音があっているかチェック

②愚痴とか悩みとか

 このコーナーは愚痴とか悩みを綴っています。解決したら解決法を書き込んでいきます。同じような悩みを抱えている方に、共感してもらえたり、悩みの解決になれば幸いです。

愚痴
(2月)トレーニング100日超えても成長実感があまり感じられず、「100日過ぎたというのに自分はこの程度か…はぁ〜」と落ち込んだ
(2月)社会人だからと言い訳したくないけど、毎日トレーニングはなかなかキツイ。トレーニングできなくても自分を許す心が大事かも

できないこと
(2月)階名ドとソをよく間違える
(2月)階名ラを歌うのが異常に苦手
(2月)新曲視唱の総練習回数は600回を超えたというのに、いまだミスるたった2小節なのに
→(3月)継続してやっていたら、ある日突然できるようになった。解決!
(3月)マイナーな曲をインプットできてない

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(書いてる人)
音楽経験:
①クラリネット
2014年夏に短大の吹奏楽部に入り、クラリネットを始める。2016年末で一旦楽器から離れる。2019年に吹奏楽団に入り、現在も続けています。
②ピアノ
2017年の夏にピアノを始める。2019年夏まで月2、3のレッスンに通っていました。現在は独学でやっています。
③作曲
2018年1月に作曲を始める。挫折中。

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