【ゴールド分析】2022年9月12日週 動画プラスアルファ
今週はドル円が大きなボラティリティを見せる中、ゴールドは週足サポートを挟んだレンジでした
ドル円のボラはゴールドを抜いていますね
動画アップしておりますので、合わせてご覧ください
COTレポート
先週と変わらず、大口がショート積み増し、商業筋がロング積み増し
気になるのは商業筋のショートが減っている点です
利食いをしているものと思えます
緑のエリアが今回のCOTのデータなので、$1680で利益確定したのは間違いないでしょう
こちらはぜんかいより更に狭まって、前回の$1680のレベルに近づいています
今度こそ下抜け!と思っていますが、時間はかかるでしょうね(上に行っちゃう可能性もありますし)
ETF金保有高
8日木曜日まで
今週末の時点で
966TONまで減少しています。1000TONの大台に戻しそうもない減少具合です
現在の価格推移と乖離し始めていますね
ゴールドにはネガティブ材料になります
ポジション(OANDA)
これみていると、上のほうのロングポジションがまだまだ多いんですよね($2000でポジション持っている人も!)
まだ上がると思っている人が多い証拠ですね
$1680割るとこれらポジションが減ってくることが考えられます
ポジション比率もこのとおりですし
ロングがかなり多いですね
ドル円との相関
ドル円(青)は逆目盛りです
直近の相関性は非常に高いものとなっています
短期的な相関は合わないときがありますが、中長期ではその鞘を埋めてきます
今週末にドル円は調整が入りましたが、ドル円はゴールドとのサヤを埋めたように見えます
単純比較はできないと思いますが、念のため1998年当時に146円からのドル円の下落を見てみます
青の垂直線が1回目の天井です。ここでゴールドも上昇しますが、直近の高値は超えていません
赤の垂直線の2回めの天井では、ゴールドはかなり下落しています。ドル円の天井から下落途中でもゴールドは下落しています
ある程度ドル円が下落すると、ゴールドはドル安に反応して急上昇しています
もし似たような形になるのであれば、ドル円の2回めの天井を確認するのが良さそうです
金曜日のドル円の調整でゴールドが買われたといえば、それほど買われていないという印象があります
通貨強弱とゴールド
通貨強弱で金曜日の米ドルの下落を見ると、かなり売られた印象です
ゴールドはこのドル安でどれくらい上がったかというと
$1708から$1729の$21幅です
このレベルのドル安で$21幅は非常に小さいのではないでしょうか
逆に20時からのドル高ターンでは、$1729から$1711まで$18幅です
プレイヤーが違うこともありますが、ドル高での下落のほうが強いです(テクニカル面とかもあると思います)
プレイヤー別の動き
東京時間:非常に買われやすい
ロンドン時間:東京を引き継ぐが、20時以降は反対に行きやすい
NY時間:ドルの動きによる
チャートを見ていると、このようなイメージです(いつも通りの展開かと思います)
東京タイムで6日(火)には9時に謎の急上昇(左垂直線)がありましたが、下落後7日(水)9時には反対にぶん投げ(右垂直線)て$1600台に戻すという、上がってれば上げて、下がってればぶん投げる、怪しい動きです
チャート作っているんですかね?
今週終値の位置はレンジの中間なので、短期トレードもする気にならない位置です
一応$1729Sを持っているので、月曜日にあげてくるのであれば、すぐに切って再度追加Sポジションを取ることを考えます
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