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ふきを食べつくす(1)
ふきのとうがふきの葉っぱになる過程をいつも見逃すので今年こそはと思っていたら、どうやら違うらしい。
ふきのとうが姿形を変えて蕗の葉っぱになるのではないという。
たしかに言われてみればそうか。
ふきのとうの季節が終わりに近づくと、くるんと葉を丸めて土の上に何か出てきている。あれがそうか。そうだったのだ。
さて、長年の謎が解けたところで、今回はふきを余すことなく調理する。
今季は、出汁浸し、ピクルス、葉の佃煮、きゃらぶきの4種を作った。
今回ご紹介するのは出汁浸しとピクルス。
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下ごしらえ
ふきはアクが強いのでアク抜きをきちんと済ませる。
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塩を思い切って多めにまぶすと色がくすまないと昔教えられたので、塩はケチらず使っている。塩をまぶしたらまな板の上で板刷りする。
そして茹でる。
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茹でたら間髪入れずに冷水の中へ入れる。
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あとは筋をつーっとむく。
これで下ごしらえは終わり。
出汁浸し
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そして出汁を作っている間に、ふきを切って容器に入れる
![](https://assets.st-note.com/img/1653799613958-2rfIozcYaz.jpg?width=800)
あとは出汁を注ぐだけ。
本当は煮物にしようかと思っていたが、下ごしらえの段階でふきが柔らかくなってしまったので急遽出汁浸しにして、ふきにこれ以上火を通さないようにした。
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冷蔵庫で一晩おいたものを食べたら最高に美味しかった!
さてこの時点でまだふきが中途半端に余っていたので、もう一品
作る。次はピクルスだ。
ピクルス
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ピクルスには細目のふきを使った。
これを瓶の高さに合わせて切り、瓶に詰めていく。
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ピクルス液(酢、砂糖、塩、生姜、黒胡椒、ローリエ)を流し込む。
味が染みるまで、一晩待つ。
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ふきのえぐみも生姜の風味でさわやかになる。さっぱりしていて箸休めにぴったり。もし世界箸休めコンテストがあったら結構上位まで食い込みそうだ。
実はこの2つと並行して、ふきの葉の佃煮も作っていたのでそれも紹介するがそちらは次回に。
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