【ポケモンカード旧裏】わるいダグトリオ考察

初めに

いつのまにか入ってたフォレトス研究所の検討を横目似て非なる存在、わるいダグトリオについて考察していました
最終的にできあがったデッキが異次元に飛んで行ったのでまとまりのない記事になっております
(前置きが2000文字ある...)

考察①フォレトスとの比較

画像1

避けては通れないのがフォレトスとの比較、さっそくやっていきましょう

わるいダグトリオが勝っている点
・1回に20点与えられる(コインで1/2なので期待値は同じ)
・バトル場にいたポケモンがダメージを受けるのでダメージを与えたい相手を選べる
・種ポケモンが逃げる0で技もベンチ狙撃可能と優秀
・わるいポケモンのサポートを受けられる
・技が2エネ期待値30と軽い

フォレトスが勝っている点
・体力が高い
コインに左右されない
・逃げる以外にも対応しているため連鎖が起こる可能性がある

上記からフォレトスよりもわるいダグトリオを使う上で相性のよさそうナカードとして以下が考えられます
・(ダメージを与える先が選べるので)突風他の相手のベンチを選んで呼び出す効果
・(にげる0の枚数が増えるので)ポケモン逆指名
・(にげる0の枚数が増えるので)1ターン目から技を撃ちたいポケモン
・(にげる以外でベンチに相手がもどれないようにするために)トレーナーカードロックとして錯乱ジムかわるいラフレシア
・わるいダグトリオとサポートを共有できるわるいポケモン

考察②相手がにげる状況

次に効果を発動させるために相手が逃げたくなる時はいつかを考えてみましょう(フォレトスと共通)
①どく状態のとき
②こんらん状態のとき
③その他のマイナス効果が付与されているとき
④システムユニット(特殊能力を使うためのいわゆる置物)やまだ戦える準備ができてないポケモンをバトル場に呼び出されたとき

それぞれを作り出せるカードを列挙します
①闘エネルギーで打てる技でどくといえば、強いことしか書いてないのに最近出番の少ないグライガー (neo1)、トゲピーのみ
②特殊能力だとわるいクサイハナ、技だと(ほぼ)確定なのはナツメのモルフォンやクサイハナ、ハマちゃんのヤドキング他
③ぱっとでてくるのが技にコインを要求する系のカード(サンド、タケシのサンドパン他)やダメージを追加する系のカード(いやなおとイワーク、ヘルガー)
④呼び出しカードとして技で呼べるのは闘エネルギーだとわるいゴーリキー、ピッピ(拡張シート)、プリン(サザン)、タケシのマンキー、わるいヘルガー

まずは闘タイプだけで考えてましたが①も③も満たせるブーバーとかいうカードが気になりますね…
これを入れるとなると呼び出しカードはわるいヘルガーが一気に候補に上がってきます。炎エネルギーを採用すると種のデルビルが毒を入れられるのもポイント高そう(また多色か…)

わるいゴーリキーバージョン

わるいダグトリオは進化したにも関わらずhpが50しかありません
わるいポケモンのサポートとしてロケット団のアジトを入れたいところです錯乱ジムと共存ができないので一旦トレーナーロックを諦めます
ベンチ狙撃担当として大人しくわるいゴーリキーとヤミカラスを採用
わるいゴーリキーを2ターン目から起動するためにエネエネを採用
そんな感じで作ったver0.1がこちら

ディグダ 4
わるいダグトリオ 3
ダグトリオ(プロモ) 1
ワンリキー 3
わるいゴーリキー 2
ヤミカラス 1
ビリリダマ 1
マルマイン 1★★
エビワラー(拡張シート) 1
エイパム 1
オーキド博士 4
マサキ 4
クルミ 4
ウツギ博士 4
ナツメの眼 1
礼儀作法 2
ポケモン交換おじさん 2
ボスのやり方 1
ポケモン逆指名 2★★
突風 1★★
エネルギーリムーブ 1★★
学習装置 1
夜の廃品回収 2
ポケモンの笛 1
ロケット団のアジト 2

闘 10
悪 2

ざっくり回してみました
vsハガネール優しいカイリキー 負け
よかったところ ポケモンの笛からの引きずり出すで悪エネ込みでベイビィを倒してサイドが取れた
よくなかったところ (ヤミカラスがサイド落ちしてたこともあって)鋼を貼られるとダメージが通らない、基礎打点不足

改善案として
・使わなかったエビワラー、思ったよりダメージの出ないダグトリオをout
・ベンチから狙撃したいと思った都合上エリカ&エリカの香水をin
・鋼を貼りまくられた時の対策としてわるいカイリキーをin
最大火力としてダグトリオ(1)
を採用しドロソ周りを微調整しましたが、わるいゴーリキーを使っていると感想がこれしかわいてこなかったので一旦解散

トレーナーロックバージョン(本編) 

トレーナーロックバージョンとしてわるいラフレシア採用型を検討
アタッカーを誰にするかの問題ですが、相手を確定で毒にできる、ベンチにダメージがばらまける、わるいポケモンなのでサポートが共有できるの強そうカードとしてわるいアーボックを採用

このわるいアーボック、わるいラルレシアを使う上で相手のベトベトンにショックアイを使うと次の相手のターンのみベトベトンの特殊能力が無効となり相手のみがトレーナーカードを使えないというコンボがあります
ショックアイを舐めると痛い目をみます

またわるいラフレシアはいかにはやく進化させるかが課題となりますが、いろいろなレシピを参照しましたが、どうにも育て屋さんが邪魔になってしまう気がしていました
わるいラフレシアを使ったわけ
トレーナーふういんデッキ
サンプルデッキレシピ『わるラフポルター

ぱらぱらとストレージを漁っているときに見つけたこのポケモンを使えば育て屋さんを使わずともよいことに気が付きました。
それがやさしいプクリンです

何がいいってわるいラフレシアを育て屋さんを使って進化させた場合は、自分のターンにそれ以降トレーナーカードを使うことができずその後の展開がかなり窮屈になってしまいます
一方やさしいプクリンで進化させる場合はバトル場に1エネついたやさしいプクリン、ベンチにわるいクサイハナを準備さえできればあとは手札をどれだけ動かしてもよいので十分に次ターン以降の準備ができます
これは大きな強みと言えます

デッキレシピ(トレーナーロックバージョン)

※ 新殿堂です

ポケモン 21
ナゾノクサ(R) 2
わるいクサイハナ 2
わるいラフレシア 1★★★★★★★★
アーボ(R) 3
わるいアーボック 2 (実戦時は3)
プリン(サザン) 2 (実戦時は1)
やさしいプクリン 2 (実戦時は1)
ディグダ(R) 2
わるいダグトリオ 1
コラッタ(R) 1
アンノーンE 2
ヤンヤンマ 1

ドローソース 16
オーキドはかせ 4
マサキ 4
クルミ 3
エリカ 4
ナツメの眼 1

サーチカード 6
ポケモン交換おじさん 4
礼儀作法 2

その他トレーナーカード 6
夜の廃品回収 1
ふうせんのみ 1
ポケモン回収 1
ロケット団のアジト 2
ロケット団参上! 1

エネルギーカード 11
草 11 (実戦時は12)

個別解説

画像2

・わるいラフレシアライン 2-2-1
今回は上記の通りやさしいプクリンで進化させる構成であり育て屋さんが入っていないため2-2-1で採用

確定毒がわるいダグトリオとの相性がいいためナゾノクサ(R)を採用
わるいクサイハナの混乱が想像以上に強くわるいダグトリオとの相性も抜群にいいためできるだけ進化前のポケモンをバトル場においてから特殊能力を使いたい
わるいラフレシアは殿堂を使い切るもののやはり立てば強い

画像3

・わるいアーボックライン 3-2
3-3で採用していたが、3体立つことはない
むしろ2-2でもいいかもしれない
わるいラフレシアを立てて、エネルギーリムーブや突風から守ってあげて丁寧に育てたい(理想論)
確定毒もベンチ狙撃も非常にわるいダグトリオと相性がいいといえる

画像4

・やさしいプクリンライン 2-2
1-1は甘え、むしろ1ターン目からバトル場にいてほしいのでプリンは3枚採用したい(後述のわるラフポルターでは3枚枠があった)
プリンの相手のベンチのポケモンを呼び出す効果は序盤~終盤までかなり強く、わるいダグトリオとの相性も良く見える
相手を進化させてしまう効果もトレーナーカードがロック状態で特殊状態を解除する方法を奪っているともいえる

画像5

・わるいダグトリオライン 2-1
ベンチの枠として1枚しかおいておけない置物のため2-1で採用
このカードを使うためにデッキを考えていたはずなのにどうしてこうなった
ディグダのにげる0が非常にえらい
相手に与えるプレッシャーはかなりあるようにみえる

・コラッタ(R) 1
サイド落ちのケアとして
こいつがサイドに落ちたら地獄

・アンノーンE 2
礼儀作法や交換おじさんから持ってこれるドローソース
わるいラフレシアがいる状態でデッキを回復することもできる

画像6

・ヤンヤンマ 1
表が出ればつよい
しょうげきはにベンチに交換させる効果があったことを表が出なさ過ぎて初めて知った

・ドローソース
思ったより控え目な構成
アンノーンE込で枚数を調整した
理想論で言えばウツギ博士は1ターン目にしか使わないので採用しなかった
スパイ作戦は育て屋さんとわるいラフレシアを維持して手札を交換する必要がないので採用しなかった

・サーチカード
枠があったら礼儀作法をふやしたい
やさしいプクリンをもってくる必要があることとわるいラフレシアを持ってくる必要がないことからボスのやりかたを採用していない

・その他トレーナーカード
ポケモン回収とふうせんのみは主に初手にプリンを前に置くために使うイメージだが、それに加えてアンノーンEの再利用やロック状態でのポケモンいれかえとしても使えるため各1枚採用した
アジトは2ターン目までに引きたいため2枚、わるいラフレシアがたてばはりかえられることもない
夜の廃品回収はオーキド博士に巻き込まれたカードを戻すカード

実戦結果(トレーナーロックバージョン)

vsナツメのフーディン 負け
・やさしいプクリン、コラッタがあわせてサイド落ちするという悲劇
※ 使った際はプクリンラインが1-1でした
・この非常事態にテンパりにテンパりプレミを連発するという悪循環
・ショックアイを使えばなんとかなったターンで忘れる
・なんとか8ターン目くらいにわるいラフレシアを立てた後、わるいクサイハナによる混乱+毒が継続されている状態はなかなか強かったようです
・わるいダグトリオが相手の場にいて混乱状態のポケモンがでにげるを行おうとした場合の裁定ですが、公式ガイドブックには「同時に発生する処理が行われる場合ターンプレイヤーが順番を選択できる」と記載されているので順番はターンプレイヤーが選べるもののどちらも処理するが正しいのかなと

まとめ

メインギミックは厚めに積みましょう!!!
今回はわるいダグトリオの考察なのでこれ以上は深堀しませんがこのデッキを作っての最大の閃きはやさしいプクリンなので検討を続けてください
普通にわるラフポルターにやさしいプクリンを採用したデッキレシピを作るとプリン3枚、やさしいプクリン2枚が採用できたので技に必要なエネルギーの枚数の少ないゴーストはやはり強いなと感じますね

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?