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毎日投稿⑧ 打楽器三年目の回想

後輩の記事を読んで、僕の少し部活のお話をしたいと思います


(今回この記事を書いた時にこれを聞きながら書いてました。とてもかっこいい打楽器アンサンブル曲なので聞きながら読んでみるのもいいかもしれません)

中学の頃は吹奏楽に全く縁のない野球部でした。平日も休日もユニフォームが土だらけにしてひたすらボールを追いかけてました。いい結果は残せませんでしたがチームメイトが高校野球で活躍してる姿を見て部活のことを思い出すレベルには充実していました。

吹奏楽部に入るきっかけはとても単純でした。高専でも二ヶ月ほど野球をしていましたがチームメイトとの方向性の違いなどから辞め、次の部活を探していました。そのころ40年近くドラムをやっている親の演奏で生で聞き、「あ、ドラムやりたいな、軽音は経験者しかいないし…吹部なら初心者でも受け入れてくれるかな?」と思い吹部に入部しました。その時の音楽知識はゼロ。楽譜は一応読めましたがベーがどの音かもわからないレベルで入部。打楽器パートに無事入れました。

初めて人前で演奏したのは高専祭の時。ドラムは叩けませんでしたが持っていたタンバリンが吹っ飛ぶんじゃないかというくらい手汗が出て緊張していました。その後演奏会で学園天国でドラムデビュー。親が聞きに来ていたのもあり緊張はしましたが何とか叩けました。

あれから二年。たくさんのことを感じながら打楽器と接してきました。

打楽器はご存じの通りたくさんの楽器をたたき分ける力量を求められ、リズム感だけでなく音感なども重視しなければなりません。自分は管楽器をやったことはありませんがある意味一番大変なパートであると思います。それでも僕が打楽器を続けられている理由はコツコツした積み重ねが演奏に表れやすいからです。管楽器に比べると音を出すのは容易です、叩けば音が鳴る楽器が打楽器なので。よりよい音色にするにはやはり考えてより長い時間楽器に触れることが最適解だと自分は思います。打楽器は楽器に触れなくてもスティックがあればどこでも練習できます。管楽器よりもより正確なリズム感を求められますが練習できる場所は無限にある、無限に練習できる。それが楽しくてこうして打楽器を続けられています。

打楽器と管楽器の間の壁をなくすのは難しいと思いますがより距離が近づくよう自分なりに頑張ってみようと思います。

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