だから僕は、しゃべらない

むかしから読書はきらい。
文字を読むのが苦手だもんで…

学生のとき、朝に「読書の時間」がありましたよね。

あれが本当に きらいで…

どんなに内容が面白くても
文字からの圧力に耐えられないのです。

しかし、大人になって思うのは
本を読む人は 面白い。

何度も読書を趣味にしよう とチャレンジしました。
世界一大好きなアニメ「この素晴らしい世界に祝福を」のラノベを
全巻購入してから1年と4カ月。
まだ 1巻しか読んでいないのは そおゆうことです。



25歳の秋、そんな私が書店へ走りました。
「だから僕は、しゃべらない」
ガイさんこと 永田 篤さん の本が発売されたと知り、
どうしても手にいれたかったのです。

書店で本を探すときの どうでもいいエピソードも聞いてほしいのですが
その話はまたどこかで…


中学3年~高校を卒業するまでの4年間
わたしの生活の楽しみは
ラジオ番組「オテンキのりの レコメン!」でした。

ラジオネーム「ほなえもん」にとって
レコメンは青春 そのものでした。
自分でも恥ずかしくなるくらい、周りのみんなに
「これがわたしの青春なんだ!!」と、そう語っていました。
当時、わたしは反抗期で、部屋に引きこもっていました。
毎日わたしの機嫌が良いのは22:00以降。※レコメンは22:00~25:00
母が「のりさんにはいつか感謝をしないと…」
と言っているほどですから。本当にレコメンに感謝です。

そんなわたしの大好きな番組「レコメン!」で
構成作家を務めていたガイさん。
レコメン!にはわたしが思う「面白い」が本当にたくさん詰まっていたので
パーソナリティの オテンキのり さんはもちろん、
制作陣のスタッフの皆さまも大好きでした。

そんな面白スタッフの一員である ガイさん の書く文に
興味があるレコメンリスナーは少なくないはず。


読んだ感想は「この人と出会いたかった…」
こんなに周りのことが見えていて
こんなに自分を客観視できていて
こんなに相手の気持ちを理解しようとしていて
それでいて自分の人生を楽しんでいる。

こんな素敵な方と お仕事してみたいものでした。

当時メールを送っていた学生時代のわたしが、この本を読んでいたら、
ありがたみを感じ、学び、メールの内容を改め、採用される数も増え、
ラジオの世界で働きたい!!…そんなふうに思っていたのかも。

ただ、社会人5年目の今、この本に出合えて良かったです。

ガイさんは 過去の経験 や 誰かに言われた言葉 など
様々なエピソードから学んできた コミュニケーション術 を教えてくれます。
わたしは生きている環境も違えば、年齢も性別も全然違うのに、
なぜか共感できることが多く、明日から実践しよう と思えることばかり。


きっと、ガイさんみたいな考え方の人が上司にいたら
いや、上司じゃなくても、先輩や取引先、お客様にいたら…
もう少し仕事が楽しいのかも そんなふうに思いました。


読書嫌いなわたしが、最後まで「次は何を教えてくれるのだろう」と
楽しみにページをめくることができたのは
ガイさんの人を楽しませる術に、まんまとやられたからですね。

もちろん、元レコメンリスナーであり
くりぃむのオールナイト や 中川家のラジオショー など
ラジオが好きなわたしにとって、とても面白い1冊でした。

それよりも、社会人となり、様々な人に出会うなかで
発言や行動に間違いがないように、自分なりに気を使っている。
そんな若手社会人に、とても刺さる 素晴らしい1冊だと感じました。

社会人5年目の 読書が嫌いなわたしが言うんだから間違いないです!


この感想がいつかガイさんに届きますように。
「浅いな」と思われませんように。
句読点が少なかったかな…

やっぱ届きませんように(笑)

さっそく知人の ラジオ作家友達(元リスナー仲間)に
全力でおすすめしたいと思います。

そして、人と話すことが苦手な方も
話すことが好きなのに、なぜか自信がない方も
すべてのみなさんが 何かを得る と思います。ぜひ!!



寒暖差の激しさに、イライラしてきた。
せっかく お気に入りのコートを着ていたのに
途中から、片手にもって歩いてるときほど
ガッカリする瞬間はありませんよね。

あー、でも、片手に持っていただけなのに
なぜか黒いシミが付いているのを見つけたときのほうが ショックでした。


また読んでください。





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