アイスホッケー考察

【初心者と経験者の違い】

今日は、大学から始めた人と小さい頃からやってる経験者との違いは何かを考察していこうと思う。

一つ目は基礎力。大学から始めた人は、基礎力が全く足りていないと感じる。でもそれは仕方ないことである。アイスホッケーはスケートができないと何もできない。大学1年のうちはスケートや基礎的なスキルの習得で終わってしまう。2年生になれば上の学年の練習に入り、実践的な練習になってしまい自分と見つめあうことができない。上級生がメニューを決めるため上級生にあわせた練習メニューになっていないか。学年でレベルが大きく異なるためそのようなことが起こってしまう。レベル別にメニューを組むべきなのだろうか。上級生がメニューを決めるため上級生にあわせた練習メニューになっていないか。

2つ目はホッケーIQの差だ。チームによって様々な戦術がある。しかし経験者は、戦術の上のレベルの”必ずしなくてはならない共通認識“を持っている。私はこれをホッケーIQと定義する。小さい頃は、小学校の時は、戦術なんてものは知らずただマッチなどで”遊んでいた” もちろん、基本的なD-Dパスやセンターカール、45度などそういったことは教わったが1-2-2などのフォーメーションなどの高度な戦術は教わらなかった。中学、高校と上がるにつれて少しずつ教わった。初心者との違いは”徐々に教わること””自由にふるまうことを経験しているか。””遊びがあるか(戦術に対してのフレキシブルさ)””プレーの幅の少なさ”といったところか。では初心者にホッケーIQを身に着けさせるには、どのようなことが効果的だろうか。

・クロスアイスで様々な経験をふます。1/3でのバトルでは戦術など無視しFW、DF関係なくプレーし、ミスのプレッシャーもなくプレーできるはずだ。様々な経験を踏むことで、どんなプレーが有効なのかやこうすると失敗するといったことが分かってくる。また練習しているぷれーなどもどんどん実行できるので、プレーの幅も大きくなる。

・上のリーグを見る。これは自分の視野を広げてくれる。「この時はこうしなくてはならない」といったステレオタイプを消してくれる。またいろんなプレーをみることで、「スケーティングって大事なんだ」などの初心に帰れたり、思いもよらない気づきがある。しかしこれは一人で見るよりも自分よりホッケーIQの高い人と見るのが効果的だろう。自分は気づかないプレーでも上のレベルになると、工夫してくる。そういった小さい工夫に気づき自分もできるかも重要なファクターになってくる。

ほかにも様々なファクターが関係してくると思うが自分が感じた大きな要因はこの二つだ。大学から始めた人は4年しかホッケーをすることがでない。なのでどれだけ効率的な練習ができるかが肝となってくる。去年やっていたメニューをひたすらやるだけじゃ絶対にうまくならない。1つ1つの練習に意味をもたせ、新鮮さを含ませないとマンネリ化してしまうだろう。チームに何が足りないか常に見つめなおし、改善するようなメニューを組まなくてはならない。



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