破れた鼓膜を治す手術をする話。 術後編(1)
最近昼夜逆転して大変なほっきぃです。
こんにちは。
手術が終わって3週間ぐらい経って、音も聴こえるようになってきたのでそろそろ術後の話をしようではないか。
術前には病院食のレビューなんかしようと企んでいたが、とてもそんな余裕が術後には無かった。
大雑把に言えば健康そうな食事であったよ。
おかゆは美味しくなかった。
手術の前にしなきゃいけないこと。
点滴である。
注射が大の苦手。
自分の利き腕でない右手に刺すことになったのだが。
若い看護師さん。
血管が見えにくかったんだな。。。
失敗しました。
めっちゃ痛かった。
なんかの筋に刺さったような感覚...
もう思い出したくない。
注射苦手なんです...と、痛そうにしながら行ったらレベルの高そうなお兄さんがきて、利き腕の左の方が血管が見えやすいということでそちらに刺してもらった。
さっきがメッチャ痛かったもんだから、ビビりにビビっていたけど、さっきの痛みは何だったんだ?ってぐらい殆ど痛みを感じず入れてくれて、メッチャホッとした。
そして手術当日。
手術の順番的には僕が最後と聞いて、先生たちが元気そうな一番手が良かった!何て思っていた。
けれど、それは術後に最後でよかったと思うことになっちゃう。
順番になって呼ばれて、もう変な汗が緊張でダラダラ。
手術にはふんどしみたいなのを履かされるんだけど、初めてふんどしの巻き方を覚えた。
手術室へは看護師さんと歩いて向かった。
手術室には沢山の患者さんと医者が。
一室だけというよりかは、そのフロア一帯が手術場で、手術の部屋がいくつもあるような空間だった。
その一室へ連れていかれたとたんにもう手術が始まっているかのようにお医者さんや助手さんの手際の良さ。
驚いたのは、手術台?がとても狭いこと。
今考えれば当たり前っちゃ当たり前なんだけど、寝返りうったら即落ちるぐらいの幅。
そして足、体を固定されて、見上げる上には大きなまん丸のライト。
多分LEDなんだろうなぁと思うような感じ。
あ、よくドラマとかで見るやつが現実の目の前に起こってる。
手際が良すぎて徐々に怖くなってくる。
そしてちょっと楽しみだった全身麻酔。
何が楽しみだったかというと、どういう感じで落ちるのか。ということ。
よく聞く、いつの間にか落ちてた、というのを体感してみたかった。
そして準備ができたのか、麻酔科の先生から、ふわっとした感じになったら教えてくださいね、と声を掛けられる。
緊張からなのか、麻酔が入っているかなのかわからないが、少し視野が行てているような感覚に。
この時はまだ意識は全然ある。
ちょっとふわっとしている気がしますと、声を掛けたら、麻酔入れますといわれてから...
一瞬で落ちた。
もはや落ちたという感覚もないぐらいに、いつの間にか。
なるほど麻酔は落ちた感覚などなく一瞬で落ちるものなんだと。
そして声を掛けられて起きるわけだが....
こっからが地獄。
この後は思い出したくないぐらいに一番つらい思いをするのだけれども、ちょっと長くなりそうなのでいったんこの辺で。
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