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1歳児のカタコトは可愛いけど、大人のカタコトは…。


言葉を覚えたての1歳児

娘「 かー、こっこ、あー… た、おー!」
私「今はまだ行かないよ、後でね」
娘「ぇ〜ん… こっこぉ〜 こーぉ〜!!」

片手を一生懸命挙げながら 宇宙語を必死に話す1歳半の娘。

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これは、今朝の私と娘の会話の一部です。
最初のセリフだけ、通訳すると

「かー、こっこ〜、あー…た、おー!!」

かー → お母さん
こっこ → 靴(くっく)
あー …た → うーん、わかった(私の返事のつもり)
おー! → えいえいおー!のつもりだから片手を挙げながら言う。

お母さん、靴履いてお外行こうよ
あー そっか わかった じゃあ行こうか
えいえいおー!!

これが、娘が私に訴えていた内容です(^^)
娘の面白いところは、途中 私が答えるであろうセリフまで言っているところ 笑。

さすがにこういうカタコトは、毎日そばにいる存在にしか理解してあげられないと思います。

最近、急激に言葉の表現が上手になり
家族とコミュニケーションをとれることが本人も楽しいようで
自分が使える精一杯の言葉を使って訴えてきます。

この時期ならではの可愛いカタコト。
でも、ふと思いました。

周りに、こんなカタコトを話す大人はいませんか


大人でも、カタコトを使って話す人がいるかもしれない。

ここで言うカタコトとは、外国人が覚えたての日本語を使うとか
滑舌が良くないとか そういう意味ではありません。

相手に解ってほしい事を伝える時に
素直な言葉で表現すればいいのに
相手に解りづらい言葉、時には態度で表現している人のことです。

↓例えばこんな感じ↓

寂しいから早く帰ってきてほしいと素直に言えばいいのに

本当はあなたを喜ばせたくてできたての唐揚げを食卓に出したかったから 揚げるタイミングも考えてた。遅くなるなら一言連絡が欲しかったと、事実と気持ちを言えばいいのに

やっと帰ってきた旦那さんに向かって おかえりも言わず不機嫌な態度で 出来上がった食事をバン!と食卓に置いて別室に行く妻。


あなたの身体を心配してる

まだ子ども達も小さいのに今あなたがいなくなったらどうやって育てていけばいいかわからない
だから健康の事を考えて もう少し食事面に気をつけてほしいな

そう伝えれば伝わるのに

あなたは気楽でいいよね。私がいっつもどれだけ家族のこと考えてると思ってるの!

って、突然 何の前触れもなく怒り出す人。

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……こんな風に、相手に解りづらい表現で必死にわかってもらおうとする姿って、まるで1歳児がカタコトをしゃべってるみたいに見えます…。

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こういう人、周りにいませんか。

あ……これ、昔の私だ😱😱😱😱笑

厳しい親に育てられて、自分の言いたいことを我慢して我慢して大人になって、すぐに夫と知り合った私は
なんでも穏やかに受け止めてくれる夫に完全に甘えていたので
自分の寂しさや不安を、ひねくれた表現や怒りに変えたカタコトを使って訴えて、それを解ってもらえない時に拗ねる…。

そんな事を繰り返していました。

あの頃の私、1歳児だったのか💦

大人のカタコトは 可愛くない


成長した今だから言えることがあります。

恋人関係、夫婦、職場の人間関係
やけに回りくどく説教じみた事を言う人や
突然 訳の分からない怒った態度をとる人がいると思います。

そういう人は、自分の中で抑圧し続けた怒りや
不安な気持ちがあって
幼少期に素直な感情表現を許される環境や
受け止めてくれる存在が無かったことが影響していて

大人になってから自分の気持ちを表現する時に
適切な表現方法が分からないことによって
伝わらないカタコトを言っているよう幼児のようになってしまうんだと思います。

1歳児のカタコトは、ありのままの素直な表現だから、
母親やそばにいる存在として、理解に努める必要がありますが

周囲の大人のカタコトに対して、無理に理解しようとすると、自分が傷ついたり疲れたりしてしまうと思います。

そこで


カタコトを言う大人への接し方


自分に無関係の人であれば……理解しなくて大丈夫。傷ついたり悩んだりせず、そっと離れるのが賢明。

自分にとって避けたくても避けられない関係の人なら……穏やかに対応しながら、心の中で、あ、この人カタコト言ってる人なんだなとスルーする。そうでないと、カタコトを言う大人に反論したり意見したりすると、さらにカタコトが増えます(相手は1歳児だと思えば気楽)

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自分にとって大切な人なら……なぜカタコトで訴えてくるのか (その人がそうなった背景を理解し、歩み寄る気持ちを持つ) 多少のわがままは許してあげながら、譲れないところは自分も言い返す。でも、あなたのことを理解する気持ちがあるよというスタンスで接していく。


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もちろん、面と向かって
あなたの言ってる事って子どものカタコトと同じだよね なんて言ったら、冗談だとしても、と〜っても傷つけてしまいます💦

カタコトを言う大人 という表現は、このページだけでの表現だということを、ご理解ください🙏


親も子も、日々成長


私もまだ、夫に向かってカタコトで話してしまう時があります。
でも 昔と比べたら ずいぶん上達したかな

幼い頃に抑え付けられてしまった素直さを取り戻した事で、夫とのコミュニケーションが楽しくなってきました。

大人になっても1日1日 成長ですね。


そう言えば、冒頭部分の 娘とのやりとりの後
2人で散歩に出かけました。

帰り道、ポツポツ降り始めた雨を見て
今まで 雨のことを 「メーメ」としか言えなかった娘のカタコトが 進化していました。

今までは 雨を指指しながら、
「あ、メーメ」としか言えなかったのに
「あ、アーメ」に変わっていました(^^)

今まで

雨、メガネ、ダメ
3つとも、「メーメ」だったので

これでまたひとつ、娘のカタコトを区別して理解してあげられるようになりました。

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これからもコミュニケーションをとりながら、お互いに成長していきたいと思います。

今日も読んでいただきありがとうございました。












私の書く記事は多分、伝わる人が限られています。いじめ、機能不全家族、HSP、病気などの記事多めなので。それでも深くせまく伝えたくて書いています。サポートとても嬉しいです。感謝します。コメントも嬉しいです🍀