『ボーンズアンドオール』を観た

ボーンズアンドオール(Bones and All)

テーマが気持ち悪いとか批判する人もいるのはまぁわかるけど。

けど!

そんなに短絡的な感想しか持てないのかよと思う。
映画を観たあとは感想サイトを読んで楽しんでいるわけです。
映画.comでは、わざわざ感想を投稿する人が割合多そう。
Filmarksでは、「観たよ」という記録をつけるだけでも5.0点満点の評価をする必要があるから、多くの「わざわざ投稿しない人」の評価が反映されていて、より公平なんだと思う。ついでにたまに文章で感想残したりする。

マジで君の膵臓をたべたい人たちの話なのかな?アメリカ横断食い倒れ旅なのかな?とかふざけた想像しながら観に行ったけど、ほんとに印象に残る映画だった。

自分とは違う立場の人の気持ちに近づくことが出来る、というのが映画の良いところなんだなと改めて気づいた。
この映画も、『エゴイスト』もそう。

当事者ではないし共感はできないけど、理解はできた。

あと前から思ってるが、ティモシー・シャラメ、顔が藤井風に似てる。
なんにしろとってもカッコいい。というか絵になる。

このタイトル、(ちょっと考えればわかるのに)どう意味だろと思ってた。(恥)
終盤のセリフで「あ、そういうことか」となった。

激しめのグロと、自然と純愛の美しさが対照的に際立つ映画だった。
観て良かった。

たまたま帰り道で初めて聴いた、ラフマニノフのチェロソナタ第3楽章が、この感じにピタリとマッチするような美しさ。
ラフマニノフ好きなのに、今まで聴いたことがなかった。


聴いていたアルバムはこちら。中古CDをジャケ買いした。
https://music.youtube.com/watch?v=s4EoUmG379Y&feature=share

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