私の好きなベトナム

今日から、突然始めさせて頂きます🙇

10年くらい前のことなので、今とはだいぶ違っていると思いますが、当時を懐かしんで頂ければ幸いです🍀

〈主な登場人物〉
・お姉さん(私の友達)
・旦那さん
・一人娘のズォンちゃん
・お姉さんのお母さん
・私　

「私の好きなベトナム🌼」

お姉さんは、大学で地質学を
教えています📖

旦那さんは、航空会社で働いています✈

一人娘のズォンちゃんは、インターナショナルスクールに通っています🎒

昼間はお姉さんのお母さんと、
お手伝いさん、ワンちゃんとで
お留守番です🏠


〈空港到着の朝〉
ノイバイ空港までは、お姉さんがお迎えに
来てくれました✈

タクシーの運転手さんが
たくさん声をかけて来ます。

「どこまで行くの？」(推測)
「乗って行きなよ！」(想像)

私は一生懸命手を振りながら、
「いいえ！」「いいえ！」と
言うのが精一杯です。

「お待たせ😊」そう言って、お姉さんが、駐車場からバイクで戻って来ました。

パールホワイト塗装の真新しいバイク✨

黒のフレアワンピースに、
肩までの緩くカールした黒髪。
前髪には、サングラス。
真っ赤な口紅に、猫ちゃんの目✨

昔習った華喬を思い出しました。


〈空港からお姉さんの家へ〉
お姉さんの家は、
空港から車で40分、
ハノイの中心市街にあります。

家の門をくぐると、すぐ左手に
ゲストルーム、隣に礼拝堂、
更にその奥には、お姉さんやお母さんの
暮らす本宅があります。

正面奥には、バスルーム。
真ん中に小さなお庭とテラス席🌼

一番に出迎えてくれたのは、
ベージュのクールな男の子🐶でした。

はじめましてと、差し出した私の指を
ガブリと噛みました。

「こら！ダメでしょ！」とお姉さん。

私の指の傷なんかより、あなたの心の方が、痛かったよね。

大好きなお姉さんを守ろうとしただけなのに。叱られて悲しかったね。

ごめんなさい🍀

日本では、わんちゃんは家族です🐶

でも、ベトナムでは、
番犬としての意味合いが強いのです。

それが理解できていませんでした。

それ以前に、信頼関係を築けていないのに
相手の心に土足で踏み込んでしまった🐶
ベトナムに日本の価値観を持ち込んで
しまっていました。

それじゃいけない。
ベトナムのルールで生きようと
決意✨した初日でした。


〈ゲストルームにて〉
ゲストルームの真ん中にベッドがあって、
入口寄りの壁に、テーブルと椅子が
あります。

ベッドの上に、テニスラケット🎾
みたいなものがありました。
「これ、何だろう？」

振ると微弱電流が発生し、
これで蚊を取るんだそうです。
蚊をとらえる度に、パチパチ瞬いて、
綺麗でした。

あれまだあるのかな？
日本にもあれば良いのに。


〈お母さんの手作り料理🍳〉
お手伝いさんがお休みだったので、
お姉さんのお母さんが
昼食を作ってくれました。

野菜とお肉のにんにく炒めでした。
初めて食べる食感と味です。
「これは、何のお肉ですか？」
お姉さんが、教えてくれました。
日本では絶対に食べない動物と、
その部位です。

全部、感謝して頂きました。
お母さんの愛情たっぷりのお料理を
残したくありませんでした。
それに、ベトナムの文化を受け入れると
決めたので。


〈ハノイ市内のレストランにて〉
夜は、お姉さんとその友達が歓迎会を
開いてくれるというので、ハノイ市内の
お酒の飲めるレストランに行きました。

私の誕生日のお祝いに、お友達が
🌹とケーキを注文してくれました。

「ちょっと待って。物足りないな」と
レタスをなぜか手にしたお友達🥬
なぜか、ケーキの周りにレタスを
ばらまき始めました！

確かに華やかになりましたけど🤣

こういう日本には無い自由なセンスと
相手をもてなそうとするホスピタリティ、
これが私の好きなベトナムの１つです🌼

お友達の素敵な気配りに感謝です🌼


〈アオザイを仕立てに〉
アオザイを持っておけばどこに出ても
失礼にならないとのことで、
お姉さんと一緒に作りに行きました。

「今はビジューが付いているのが
流行りなんですよ😊」と店員さん。

アオザイにも流行があるのだと
初めて知りました。
ビジュー付の水色に決めました🌼
出来上がりが、待ち遠しかったです。

余談ですが、学生さんのアオザイは
真っ白なんですよ。
自転車で通学する女学生さんを
よく見かけました🚴‍♀️

白いアオザイ着て、黒くて長い髪が、
たなびいて、自転車を漕ぐ姿も
とっても清らかでした。


〈ベトナムに来た目的〉
お姉さんが大学で講義がある日は
面接の準備をして過ごします。

一生に一度で良いから
やりたいことを思い切りやりたい！
どこまでも遥か遠くへ！
後悔したくない！
チャンスは今しかない！
きっとやれる！

心の中は、そんな気持ちで
いっぱいでした。


〈想い出のお茶〉
ある日の午後お母さんが
お茶を煎れてくれました🍵

削った木の皮を煮出した
甘くてほんのり苦いお茶です。

「とても健康に良いのよ☺️」と
お母さんが教えてくれました。

甘くて優しい木の匂いがして
大好きになりました✨

名前をメモしておけば良かったです。


〈心から笑えた瞬間〉
一人娘のズォンちゃんが
学校から帰って来ました🎒

「今日はね学校でフランス語を習ったよ。
太陽が男性で、月は女性。
それから、数字も習ったよ。
典子にも教えてあげるね☺️」

1、2、3、4、5、6、7、8、9、10…

2人で見つめ合って、繰り返すうちに
力が入って大きな声に✨
何回も繰り返していたから、
私が噛んでしまって💦
お腹が痛くなるほど笑い転げました🤣

続く☺️