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日々是紅茶


私にとって日々に寄り添ってくれる飲み物は、いつからか紅茶になった。

いい時もそうでない時も。

それからずっと細々と続けている習慣が実はある。

「紅茶ほぼ日記」。(ほぼがつくのは、毎日飲んでいるのだがメモすることを怠ったり、単純に楽しんで忘れていることもあるから。)

差込み式のノートに、日付や時間、温度湿度を記入して、レシピと感想、気付いたことなどを書いている。

はじめは一定の美味しさで淹れられているかの確認と、味の表現の仕方を学ぼうと思って始めた。

でもやり続けるうちに、同じ茶葉でも季節や時間、自分の状況によって感じ方が変わったり、また茶葉自体の変化もあると分かってきた。

また、気まぐれで飲んだ記録もしているので、たまに見返すとこの頃はこの紅茶ばっかり飲んで好きだったんだね、とか淹れ方をだいぶ練習したんだね、とか分かる。
しばらく記録してない時期は、あぁ、この空白、色々余裕なかったんだね、とか。

とにかく淡々とメモし続けて、あっという間に毎年ノートがパンパンになっては、新しいノートフォルダーを買うように。

確かに、「こんなに書き溜めた=実験した」という可視化にはなるし、自己満足の範囲では、楽しい行為ではある。

でも、そろそろ自分の中だけにとどめておいても本当に自己満足だな!と思い、今年からは備忘録としてのオンライン紅茶日記をしよう。もちろん簡単なメモは続けるけれども。

毎日とはとても宣言できないけれど、週に一回をまずは目標に。



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