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日々是紅茶⑳「天然の焼き芋フレーバー」

日々是紅茶、日々紅茶を飲んではメモメモしているくせに、それを改めて文章にしたり、パソコンに写真をアップしたりすることにブレーキが。
もっと気負わずに書けたなら。
小さくとも日々の紅茶をアップして自分の視覚的にも備忘録としてここに集めていこう。

・・・の3日目。
前回は、紅茶というよりスパイスの話になったけれど、今日はもっとシンプルなおやつタイムの話。

大寒波が来ているとのことで、私の住む町も今朝から曇り空でしっとりと冷たい雨がふっていたけれど、今は日が差してきて幻想的に霞んでいる。
明日は目が丸くなるような最低気温が予想されていて、きっと段取り上手なこの町の人達は、今日のうちにと食材を多めに買いに行くのだろう。
そんなことを考えながら、帰ってきたら温かいおやつが欲しいな~と。
しかも身体に優しいおやつ。

今日は、焼き芋日和。
焼き芋の蜜の甘さと香ばしい皮目。
つい水分が欲しくなるあのむっちりとした食感。
日本茶やほうじ茶でももちろん美味しいけれど、私は紅茶もよく合わせる。
この赤い水色が、さつまいもとリンクして見た目でも気分が上がる♪
今回合わせたのは、スリランカ最南部の紅茶、ルフナ。
合わせたのは、「MITSUTEA」さんのストレートティー用の「ルフナBOP」。
一般的に紅茶の茶葉の外観は、「茶色」をイメージする人が多いのではないかなと思う。
けれどこのルフナは艶があって黒々としている。
この黒さが、中東やロシアで特に評価が高いらしい。

艶々と黒光りするほど!


ローストしたようなほろ苦さと香ばしさ、渋みは少なく自然のまろやかな甘さが、焼き芋になんだか似ている・・・とずっと思ってた。
私は食べ合わせを考える時、似ているもので寄せるか、別のものでメリハリをつけるか、大まかにいつもどちらにしようかな~と考えてお茶を選ぶ。
今回は、似ている方向にしてみた。
結果、どちらも美味しい。
「そうそう、ルフナの味ってこういう優しさもあるんだよね」と一人納得。
インドのアッサムにもこの甘く香ばしい感じは共通しているけれど、こちらのルフナはよりコクを感じる。

このままで十分なデザート

お芋系は、粉ものとはまた違った意味で、口の中がもっさりするので、ストレートティーでさらさらとリセットしながら食べ進めるのが美味しくいただけるかな~というのがこれまでの私のお芋経験。
温かいけれど、口の中で雪解け感がある。(と私は感じてる)

今回は、天日塩を少し振っただけで食べたけれど、もし焼き芋にバターやシナモンをトッピングするなら、ディンブラのストレートでも良さそう。
最近の焼き芋はケーキのようだ。
ほくほくあっさり味の焼き芋も懐かしいな。

とにもかくにも、寒い日のおやつに焼き芋と温かい紅茶をどうぞ召し上がれ!

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