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【ショート版】日々是紅茶㊲「琥珀色の魅惑のアイスティー」

今朝は、水出しのセイロンティーを水筒に入れて出勤。
写真を撮り損ねたのだけど、水出しなのにしっかりボディのお茶だったので、またそちらは作り直して紹介することに。
今日は、タイトル通り、琥珀色のすっきりしたアイスティーを淹れた日のことを。

使ったのは、セイロンティー専門店「MITSU TEA」の683 ヌワラエリヤ ペドロ茶園Pekoe。
ヌワラエリヤはスリランカの中でも最も標高の高い産地(1200m以上)だ。私が訪れた9月は日中は半そでや薄手の長袖で過ごせるのに、夜はストーブがないと厳しい位の寒さだった。
ひんやりとした朝の空気と朝露を思い起こさせる、すっきりした香り。
緑茶やダージリンの1stフラッシュにも近いと表現される程よい渋み。
けれどヌワラエリヤらしい優しさと繊細さがある。

そしてセイロンティービギナーの人にとって、一番の特徴はこの「淡い色」だろう。
これは、製法の違いもあるし、商品によって茶葉のサイズは様々なので、一概には言えない。
けれど、この琥珀色の透き通った紅茶が「ヌワラエリヤです」と出されたら、私の期待値はマックスに上がるだろう。

青々とした草原のハーブのような香りだったので
青いバナナを合わせようと思った
けれどこの後まだ硬すぎてナイフが入らず、断念して普通のバナナで試食することに(笑)

こちらの茶葉を購入した「MITSU TEA」さんでは”水出し”のアイスティーもお勧めしている。ポットに茶葉を入れて冷水を注ぎ冷蔵庫に入れておくだけで美味しいから、私も夏場よく作る。しかし今回はあえての”お湯出し”でも美味しいかの検証。

5.0g/200cc/100℃/2min +約100gの氷

結果、お湯出しも手間はかかるが美味しかった。
手間とは言っても抽出時間も短いし、マドラーで氷を溶かしてできる時のカラカランという音もまた涼し気でいい。
きりっと決まったアイスティーは、やはりお湯出しならではだと思う。
ただ、シトラス系の香りと評される「ヌワラエリヤ」特有の風味は不思議と水出しの方が特徴が出やすいかもしれない。

個人的には
ハーブっぽさを出したいなら、”お湯出し”
シトラスっぽさを出したいなら”水出し”
と使い分けるのもいいかもしれないと思う。

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