見出し画像

「ゆめのか」から夢の世界へ飛んでしまった

最近、関東にもよく出回っている「ゆめのか」という苺。

ジューシーで程よい甘酸っぱさで、口の中がさっぱりする!私は、濃密な甘さより、今はこの爽やかさがすき。おいしいな。長崎からはるばる、ありがとうございます!

この苺は、果皮が厚くて、痛みにくいように品種改良されたものなのだそう。

なるほど、数日前に購入したものでも、たしかに表面がきらきらとはじけるような赤いお肌をしている。

このゆめのかを食べながら、セロファンのパッケージをまじまじと見ていて、ゆるキャラに注目した私。
ま、苺だから頭にいちご被るよね〜♪って見てたら、ん?鹿?となって、Googleで「ゆめのか」検索してしまった。

「ゆめずきんちゃん」は、

主に九州に生息する在来の「九州ジカ」がモデルになっているそうだ。
さらに九州鹿を検索していたら、「鯨偶蹄目(くじらぐうていもく)」ということばが。
私が学生の時は、こんな名前あったかなぁ〜?
偶蹄目は納得できるけど、何で鯨?と更に検索。
そうしたら、「シカの祖先(ウシの祖先)が陸に上がって何らかの理由で、海に帰ったのが鯨の祖先」という説があるという記事に辿り着いた。へー!

仮にこの説が合っていればだけれど、鹿と鯨は、祖先を同じくし、陸地での何か生き辛さみたいなことに遭遇して、陸で生きることを選んだ者と、故郷の海に戻ることを選んだ者の子孫。その分かれ道の結果を私たちは動物を通して見てるってことなのか!

ちなみに海に戻っていった者は、一度退化したエラは元に戻すことができずに肺呼吸のまま故郷で生きる道を選んだ。つまり哺乳類の鯨目。

なんだか、諸説あるみたいで詳しいことは分からないけれど、本当だとしたら、すごくロマン感じちゃうな。

そして、「もう引き返せない」、それぞれの道を生きていく。選べば、エラが無くても海で生き延びることができた鯨。陸地での環境にたくましく順応することを選んで繁殖していった偶蹄目の鹿。

その生き様に人間や他の生物を重ね合わせたりしてみて、人類の未来を夢想したりなんか哲学的なことを悶々を考えてしまう。

皆さんはどんな風に想いを馳せるだろうか。

農家さんやJA島原・雲仙の皆さんは、ゆめずきんちゃんからこんなに妄想してる人が関東にいるなんてつゆにも思っていないだろうな(笑)

とにもかくにも美味しい苺を届けてくださってありがとうございます!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?