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継続は力なり

偉人の中で座右の銘として「継続は力なり」と語る方が多いのは当然かもしれません。何事も一朝一夕に出来るようなことはありませんよね。
あらためて、この「継続は力なり」の出典を調べてみました。

青年よ強くなれ 牛のごとく、象のごとく、強くなれ
真に強いとは、一道を生きぬくことである
性格の弱さ悲しむなかれ 性格の強さ必ずしも誇るに足らず
「念願は人格を決定す 継続は力なり」
真の強さは正しい念願を貫くにある 怒って腕力をふるうがごときは弱者の至れるものである 悪友の誘惑によって堕落するがごときは弱者の標本である 青年よ強くなれ 大きくなれ

住岡 夜晃 「讃嘆の詩(樹心社)」上巻

 対義語のように扱われるのが、器用貧乏です。なんでも簡単に出来てしまう器用な人は世の中にはいます。けれども、そのような方が大成しているような話は聞きませんね。

 銀座 すきやばし次郎の小野二郎さんは有名でオバマ元大統領が来日の際に、安倍首相が接待された有名な店主さんですが、NHKのある番組で私は印象に残りました。

「僕は不器用で、一緒に入った同期が出来る事が僕にはできない。けれども繰り返し、繰り返しやっていく中で少しづつ出来るようになった。同期は簡単に出来るようになったけれども、みんな辞めていった。」

こんな内容だったと思います。何事も簡単にできると、飽きがきます。時間をかけてやっているとどんくさく見えるでしょう。けれども、自分のペースで繰り返し、繰り返し自分で極めていく。

仕事に惚れなきゃだめなんだよ。
仕事の不平不満なんて言ってる暇はない。
技を磨くことに人生を賭けなきゃ。

小野次郎

 一度きりの人生です。あれも、これも出来るだけの時間はありません。自分でこれだ!と思った道を究めていきたいですね。

皆さん、良い一日を!


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