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ただ下ネタ言ってるアイドルちゃうんよ

こんばんはKiZUNAです。
明日BiSHが解散します。
東京ドームで見届けます。
僕の人生を救ってくれた彼女たちに心からの感謝を。

いつのまにかベッドから起き上がっていた

「なんやこのトガった娘たちは・・・。」
おととしのちょうど今頃、
適応障害の症状でベッドの上からほとんど動けない僕は、
ショート動画をぼーっと見ることでなんとか生きていました。

たまたま画面に流れてきた個性的な6人・・・。
「BiSH」という名前はなんとなく知っていたけれど
アイドルが下ネタとか、黒い本音とかここまで言うかね・・・

今思えば、彼女たちが
とても思いのままに生きている(ように見えて)
そんな姿に、憧れというかうらやましさというか
僕の当時必要としていたこと、渇望していたことが
なんとなく彼女たちの姿から感じられて
どんどん引き寄せられていきました。

そして初めてBiSHの楽曲
「STACKiNG」のMVを見て
衝撃を受けたのです


カッコいい・・・

アイドルの楽曲でこんなにカッコいいと思ったことはなかったです。
上手いのではなく
カッコいいのです。

ちなみに、アニメ『キングダム』第二クールのOPだったらしいです。

そして、貪るようにBiSHの楽曲を聴きあさりました。

何か一つのことにに夢中になったこと・・・
仕事以外であったでしょうか
誰かに評価されようとせず、誰かのためでなく

自分のためにこんなに夢中になったことが
過去を振り返ってこれまでにあったでしょうか・・・

転職はモモコの言葉から

そして僕はさらに衝撃の歌詞に出逢います
BiSHのメンバーのひとりモモコグミカンパニーが作詞をした
「デパーチャーズ」

たかが運命なんてもんは 変えていける気がするんだ
この狭い世界の中 僕は置き去りになっていた
ここじゃないどこかを 信じて逃げだそうか
それから先のことなんて 気にしなくていいから

「デパーチャーズ」BiSH 作曲:松隈ケンタ 作詞:モモコグミカンパニー

仕事や社会というものは
置かれた場所で、与えられた役割の中で
評価されるまで頑張るしかないと思っていたので
概念をぶっ壊されたのです

そして、退職をして転職をしようと決めたのです
結局最初の転職は失敗したんですけどね。
でも、2度目の退職はなんかスッキリと諦めがついた。
納得のいく辞め方、考え方っていうのを、
BiSHが寄り添ってくれたからできたような気がします。

「デパーチャーズ」はライブではあまり歌われていないように思います
なのに、僕がBiSHのライブに初めて行ったとき
歌ってくれたんですよ。

泣いたね~。周り引くくらい。
あまり泣くことができない僕が
あんなに泣いたのは久しぶりでした

ありのままの自分を愛して生きていきましょう

そしてまた奇跡が起こった。
ライブでいつも「beautifulさ」という曲のイントロで
セントチヒロ・チッチが清掃員(ファンのこと)に
何かしら勇気をもてるメッセージをくれます

地元滋賀県のライブハウスに来てくれて、運良くチケットが当たり
富士急ハイランドのライブより比べものにならないくらいの近さで
チッチは「beautifulさ」のイントロでこう言いました

「これからも、ありのままの自分を愛して、生きていきましょう!」

滋賀U★STONEにて「beautifulさ」のイントロのチッチのことば

どこかで聞いたことありません?
そう、僕が番組の最後に必ず言う台詞台詞

「明日も、ありのままの自分を愛していきましょう!」

一緒やん・・・
いつも自分自身に語りかけていることを
チッチが言ってくれた

また泣いた
(「beautifulさ」はほぼ終盤に歌う曲なのでもう既に泣いてたけど)

変わる覚悟をするとき

7年以上活動を続け
僕はBiSHがほとんど完成されてから出会ったけれど
BiSHの過去に触れてみると
ここまで来るのに本当に山あり谷ありだったようです

解散したあとの自分へ・・・
一人ずつ語っている場面
アイナはがこれまでの歩みを振り返って一人ずつのメンバーに
語りかけていく・・・

「アユニの、変わっていくことを恐れない姿をいつも尊敬していた・・・」

とても重たい言葉やなと思いました。
「できない」「どうせ僕は」「〇〇が悪いから」
「もっと〇〇が△△になったらいいのに・・・」
そういう思いを心のどこかに抱えて

本当は今が変わることが怖くて
自ら変わろうと行動することから逃げていただけ
なのかもしれないな

そんな風に思ったわけです

最後の最後に
こういう言葉が出てくるアイナ
その姿勢を見せ続けていたアユニに
BiSHのとてつもない力を感じました。

こんなふうに
大切なことをたくさん教えてくれたBiSHは解散してしまうけれど
これからもずっと僕を勇気づけてくれることでしょう。

これから始まる未来は どんな困難が待ってる
それでも一緒に過ごした 時間は幻なんかじゃないから

「Bye-Bye Show」BiSH  作詞・作曲:吉井和哉(THE YELLOW MONKEY)


本当に本当にありがとう。

まったね~!

KiZUNA

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