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「文章」で見る事と実際に「体験」することの違いを感じたギャップ。カメラアプリ「dispo」から感じた事。

最近海外で流行っていてYouTuberが作った
カメラアプリ「dispo」から感じた
「文章」と「体験」の違いの話。

簡単に説明するとカメラアプリ
「dispo」とは
その日に撮った写真は
次の日の朝9時まで見れないという仕様に
なっており、
昔のフィルムカメラを想像させるような
写真の仕上がりになる事が特徴的

「dispo」で撮った写真↑
今風に言うとエモい感じに撮れる。
(エモいの使い方あってるよね?笑)

これを知ったのはNewsPicksで海外で流行ってると言う記事を目にしたからだった。

しかしどうだろう
冒頭で簡単に機能の説明させてもらったが、
自分がそのNewsPicksの記事の「文章」を
読んだ時の第一感想は
「こんなの誰が使うんだろう」でした。
写真は撮ったらすぐ確認できる方がいいし、
画質は綺麗な方が良いしそもそも
今のiPhoneカメラで充分じゃん。
と思いました。
そのNewsPicksの記事の「文書」からはiPhoneのカメラに1つも勝る要素が見つかりませんでした。

しかしその作成者のYouTuberがなぜ
このアプリを作ったかの経緯で
「夜パーティーなどお酒を飲んでる時に写真を撮ってその場で確認するのではなくあえて
次の日の朝確認するという事を試してみたところその日の楽しみをその仲間達と次の日も共有できた為、作成に至った」と記事に書いており、
それを見てもイマイチ俺はあまり惹かれなかったけど一応海外で流行ってるものは試してみようとダウンロードだけしておきました。

それからダウンロードしたまま数日が過ぎ、
池袋のシーシャバーで仕事を終え、
iPhoneをザッピングしていた時
ふと忘れていたその写真アプリが目に入ってきました。
1枚くらい撮ってみようという事で撮ってみたが

この様に↑
写真を撮る枠も小さいし見えづらいし
何だこれはと思って一枚撮ってやめました。
アプリを消そうかと思ったけど
一応写真を確認してみようと思い
次の日の
朝9時にアラームを設定して
(物事アラームはクセなんです笑)
その日は終わりました。

次の日、
アラームの意味すら忘れてた俺は
アラームから1時間経ってからようやく
9時のアラームの意味を思い出し、
写真を除いてみました。


エモい。。。適当に撮っただけなのに。


この写真を撮ってから約1週間。
写真を撮るときは「dispo」しか使ってません。笑
完全にハマりました。


とにかく外に出てるとき何かを見たとき
「dispo」で
写真を撮りたくなる衝動にかられます。

完全に実際「体験」してみないとわからない
エグい魅力でした。

もちろん事業を作る側の自分としては
ユーザー(お客様)がどうしたらこの
「行動」まで動いてくれるか、
してくれるか、を考えてそこまで
のプロセスを組み立てるのも仕事です。

しかしこんなにも「文章」でみた時に感じた
サービスに対しての感情、内容と

実際に「体験」してみた時に感じた
サービスに対しての感情、内容

のギャップを感じたのは久々でした。

勿論、「文章」でお客様に使いたい!
と思ってもらうのは大事な事だけど、
人それぞれ感じ方なんて違うのは当然。

けどたとえマイナスイメージからだとしても
手に取って本当に使ってくれた人に対して
圧倒的に期待値を超えられるかもサービスとしてすごく重要なんだなと思いました。

作る側を自分としては
まずは使ってみて全てを「体験」した上で
物事を見極めなきゃいけない。
理解してるつもりだったけど
もっともっと日常から色んな「体験」
に突っ込まなきゃいけないと感じさせてくれたサービスでした。



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