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しあわせの類義語

幸せだと思うことが多すぎて、言葉が溢れてくる。落ち着かなくて返信できない。やばすぎる。私どうかしてるよ。おかしくなっちゃうよ。

何度も会ううちに楽しくていつの間にか好きになってた、と言われた。
そんなおとぎ話みたいなことある?
家に呼んだ時からもう私のこと好きだったの?
そんな幸せな種明かしあるんだ。苦しい。

私は私の気持ちを全部私の言葉で伝えよう。

仕事着カッコよかったというかビシッとしてて決まってたな。いつものカジュアルが見慣れてて好きだ。帽子が好きな君が好きだ。

あまりのストレートさに完全にノックアウト。
試合終了。こんなことある?
画面を見るたびに顔がくずれて何も返せない。
こんな幸せなことありますか?
いちばんに愛されるってこんな幸せなの?

幸せの類義語を調べたと言った。
過去の積み重ねでできあがった私たちはお互いのピースが想像以上にはまっている。
やっぱり今までの人たちには感謝しないといけないかもしれない。

こうすべきもない、気をつかうし、縛ろうともしてこないのが、今までとは違うと思ったらしい。
むしろもっとわがままを言って甘えてほしい。

いちばん特別だと言葉や態度や行動ですべて伝えてくれる。
特別意識しなくたって自分が特別な存在だってわかるから心が安定してるし、でも私のそこをいいと思ってるみたい。
こんなパズルみたいなことあるんだ。

今までこんなに好きになったっけとか、もっと嫌だと思うところあるんじゃ?とか、お互いが怖くなるくらい。
でもわたしは全部理由も知っている。わたしが今までいちばんじゃなかったからにすぎない。

彼らはしあわせは他人がいて成り立つものだと結論づけていたが、私は、しあわせは自分ひとりでだって充分成立すると思う。しあわせを思うことは自分の勝手な気持ちの揺れに過ぎない。
しあわせは、ポジティブな感情のなかでも心の揺れがすごく凪で、ずっしりと心に響くような心地。相手にぜひとも伝えたくなるような気持ち。それは、相手がそれを聴くと嬉しくなることをひとはそれまでの過程で学習しているから。
しあわせだとつたえること。それは、語彙力がなくなることなのかもしれない。

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