足根洞の狭窄と拡大

機能解剖学書に足根洞の狭窄と拡大という文言がありました。初めて聞く表現だったので調べてみました。

足根洞は距骨下面と踵骨上面の間のスペースです。結論から言うと足根洞は距骨が踵骨に対して回内すると足根洞は狭まり(狭窄)、距骨が踵骨に対して回外すると足根洞は拡大します。

解剖学書では回内筋・外転筋(主に長短腓骨筋、補助で長趾伸筋)は踵骨を外側に転位して足根洞を狭窄し、回外筋・内転筋(主に前脛骨筋、後脛骨筋、補助で長趾屈筋と長母趾屈筋)は踵骨を内側に転位し足根洞を拡大するとあります。

足根洞には靭帯と共に短趾伸筋と短母趾伸筋も付着しています。(正確には踵骨の上面)可能性として慢性的に足根洞が狭窄した状態ではそれらに機能不全等が起きることもあるかもしれません。

Calant Sports Rehab & Performance
代表:爪川 慶彦
www.calant.org

よろしければサポートいただければ嬉しいです😀 記事執筆の励みになります🤗 よろしくお願いします🙇‍♂️