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お正月

今年の年末は実家で家族水入らずで過ごす事ができた。今まで帰省してはいたが、お正月を一緒に迎えるのは久しぶりで、両親はとても楽しみに待っていたようだ。
黒豆などの、おせちを作るととても喜んでくれて私も嬉しかった。

しかし基本は、掃除や家事などを手伝おうとすれば、折角のお休みなんだから休んでなさい、と手伝わせてくれない。こんな時ぐらい力になりたいのに。
私の好きなものや好きそうなものでおもてなしをしてくれ、お土産もたくさん持たせてくれた。離れて暮らしているからこそ、こういう、ひとつひとつの愛情を受け取る瞬間がとてもかけがえのない瞬間に感じる。まるで温泉につかっているような気分の心地よさ。

今まで当たり前のように受け取っていたそれを、今度は私が返す番だ、とふとした瞬間に強く思った。きっかけはわからない。

今まで自分がどうしたいか、で考えて決めてきたけど、いつか家族に恩返しをするために、力になるために働きたいと思った。私の意思で。
そのためにまず腰を落ち着けて働ける場所を見つけなければ。今静かに燃えている。

あともう一つ。話をして、ただ受け止めてくれる存在の有難さよ。他人はこうはいかない。
隣でくだらない話も、深く真面目な話も聞いて、話し合える、分かち合おうとしあえる存在がいてほしい、と思ったりした。

この時期は正直あまり好きではないけれど、自分や周りにあるもの、これまでのことについて振り返る機会になるのはいい。今年も良い年にしよう。

#お正月 #帰省#思ったこと#日記#おせち

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