コロナワクチン2回目の接種を受けてきました
こんばんは。今日もお疲れ様です。
私は医療従事者なので、一般の方より先にコロナウイルスワクチンの接種が始まり、昨日に2回目の接種を受けてきました。
いやぁ、やっぱり痛いですね。。。
注射を打たれたときというよりも、半日~1日後に接種部周囲の肩回りに、筋肉痛のような痛みが出るんです。それが結構辛くて。。。。(1回目の時もそうでした)
まぁ、2日ほど経つと落ち着くんですけどね。
その他には、少し熱っぽい感じがするなぁくらいで、私は特に大きな副反応なく無事に終わりました。
周囲同僚たちの感想を聞くと、やっぱりみんな筋肉痛のような腕の痛みは必発のようです。あとは、悪心が出た人や、頭痛が出た人などもいるようです。
幸い私の勤めている病院では、アナフィラキシーなどの大きな副作用が出た人はいないようです。
一般の方も、4月12日から高齢者の方への優先接種が始まりましたね。
そんな中、今後コロナウイルスワクチン接種を受けるかどうか悩んでいるという方もいるんじゃないかと思います。
従来のワクチンは、下記の3種類でした。
生ワクチン:毒性を弱めて生きた病原体(細菌やウイルス)を接種
不活化ワクチン:病原体の死骸の一部を接種
トキソイド:病原体から抽出した毒素を無毒化して接種
それに代わり、今回のCOVID-19に対するワクチンは、mRNAワクチンと言われるものです。これは、上記のような病原体そのものは必要とせず、コロナウイルスの設計図(mRNA)を利用したものです。
mRNAが人体の細胞内に取り込まれると、その設計図を基にして、「免疫応答の標的となる抗原タンパク質をヒト自身に作らせる」ことができるようになります。
mRNAワクチンのメリットとしては、
安価で簡単に作成が可能
核内には入らない(宿主(ヒト)のDNAには組み込まれない)
速やかに分解される(長期毒性が起きにくい)
誘導するタンパク質はウイルスを構成する一部のタンパク質のみであり、感染は起きない
ウイルスが変異してもその変異に対応したmRNAが作成可能
などが挙げられています。
そのため、理論的には安全性が高いワクチンと考えられます(ただし、今までに認可されたmRNAワクチンはなく、長期経過に関してのデータは全くないというのも事実です)。
全世界で行われた臨床試験では、様々な報告がありますが、ファイザー社やモデルナ社のmRNAワクチンでは全体で95%の発症抑制効果があったとの報告もあります。
その一方で、変異株への臨床効果や、効果の持続期間、長期間の安全性、妊婦や小児に対する効果・安全性など、現時点でまだ不明な点があるのも事実です。
そのため、最終的に接種するかどうかは、一人ひとりの状態や考え方・価値観に合わせて検討していただくことが望ましいと私は思います。
ちなみに、接種される方は、利き腕ではない方をお勧めします(笑)
以上、そんなこんなな最近でした。
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