色褪せても、大切にしたいと思った日
一生残るインターネットに、書くべきなのかは分からないけれど、もしかしたら一生残るからこそ書いてしまえばいいのかもしれない。
昨日の記憶を、なるべく鮮明なうちに残しておきたく。
生々しいことは書きませんが、あまり好きではない方は、読まないことをすすめます◎
もう1年くらい時間を共にしている人と、昨日久しぶりに2人でゆっくり会いました。
最近はお互い仕事や勉強で忙しいので、会う時はだいたいスタバ。
彼はとても恥ずかしがり屋で、少しでも周りに人がいるととてもそっけない。
だけど本当は甘えん坊という不器用人間。
外だとそっけないのでちょっぴり寂しい。
昨日は朝からお互いベッドでごろごろしながらLINEをしていて、気がつけば4時間くらい経っていて。
話しているうちに彼が「甘えたいけどどうしたらいいかわからない」と言ってきた。
え、むり、かわいい。
2人になれる場所に行こう、とわたしから誘った。(我ながらよくやった)
実家暮らしのわたしたちにとっては、2人きりになることがなかなか至難の業なのです。
マックでポテトとハンバーガーを買って、ネットカフェに向かった。
満室だから少し待つ。
彼が、わたしの口にポテトを入れてくれた。
普段なら絶対にこんなことはしないから、内心どきどきしてしまった。
少し待ったら部屋が空いた。
部屋に入ってから、「何飲みたい?」と、わたしの飲み物を取ってきてくれる。これはいつものこと。
こういうところが本当に優しい。
YouTubeで音楽を流す。
戻ってきた彼に「オセロやろうよ」と言われて、パソコンでオセロをする。
初戦は引き分け。
それがなんだか嬉しくて、思わずスマホで写真を撮るわたしに
「その写真、絶対すぐ消すでしょ」と笑う彼。
「思い出だよ」と言ったら「思い出は重い」とまた笑われる。
そんなことをしながら眠たくなってきて、2人でお昼寝。
寝っ転がった時の彼はとてもかわいい。
猫みたいにとろんとして、甘えん坊になる。
外では絶対に見せてくれない優しい顔とか、いつもよりとろけた声とか、触れてくれるあたたかい手とか、全部全部が愛おしかった。
鏡に映る自分たちの姿をみて、「かわいいね」と笑った。
「これ、絶対○○に言わないでね、恥ずかしいから」と言われた(○○は共通の友人)
言わないどころか公開している(ごめん、彼)
この日に至るまで、わたしたちは何度か、「旅館に行きたいね」とか「一緒にお昼寝したいね」とかそんな話をしてきた。
1年前にはそういうこともしていたので。
その度に、「でも今の良好な関係を壊したくないね」という結論に至って、我慢した。
だけど、そんなのは世の中に出回っている一例にすぎないのかもしれないな、と思う。(思いたい)
「付き合う」「付き合わない」の二択ではないのかもしれないな、と。
この先どうなるかわからないし、彼はきっとわたしのことを恋愛的には好きではないだろうし、わたしが傷つくことになる可能性は大いにある。
それでも、昨日は、紛れもなく愛おしい時間だった。
今日の朝、彼からは変わらず「おはよう」とLINEが来ていた。
こうしてわたしたちは、それぞれの日々を報告しあいながら、時には揉めて、時には甘えて、過ごしていけばいいんだろうな。それでいいと信じたいな。
わたしにできることは、この日々を愛することだと思う。
数ヶ月後、数年後、もしかしたらわたしは泣いているのかもしれないけれど
その時にこの記事を読んで欲しいな。
結果がどうであれ、幸せだったな、と思って欲しい。
(もちろん、彼とうまくいっていることを願うよ〜)
人生の中で、「自分を変えてくれる存在」に
何人出会うんだろう。
わたしにはこの人しかいない!ということはきっとない。
けれど、こういう人の存在は必ず心に残る。
心に残っていることを、どうか悲観的に思わないで欲しい(未来の自分へ!)
要するに、とか言いかけたけれど
要することができないくらい、彼との関係は、複雑で愛おしい関係なのです。
これからもきっと、お互いに不器用に生きていくのだろうな。
自分で言うのもなんですが、わたしたちはかわいい。
かわいい2人でいたい。
そんなことを思った1日なのでした。
なんだかこういう、大切な日の記憶を残したいよな!!と思ってnoteを開いたら
親友が大切な日の記録を書いていた。
同じ日に同じ下北沢でそんな時間を過ごしていたことが不思議だった。
やっぱり好きだなー。(これは別件だけれど)
稚拙な文章を最後まで読んでくれた方
ありがとうございます◎
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