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WiFi出力を制限してみる件
DSair2用のWiFI Throtteleですが、運転会や貸レイアウトなどで、安定して動作しない状況があります。 お話を聞いている限りですが、電波が混んでいる状態になるとリセットが頻発するという現象の様です。
もともとM5 Stamp C3は、5V 500mmAという大きな電力を使うMPUです。それを充電式単4電池2本で動かしています。
ピークが長く続くと供給が追い付かず、コンデンサの蓄えが減ると、電圧低下によりリセットがかかります。
このピークが長く続くという状況は、発信した信号に対して、DSair2からの返信が受け取れない状態で、M5 Stamp C3が再送信をする、それは出力上げて実行されるということで理解しています。
この現象への対策としてはいくつか考えられます。例えば次のようなものです。
① WiFI Throtteleの電源回路を高効率・高出力にする。
② コンデンサを積み増す。
③ USB給電を行う(モバイルバッテリーはAutoOFFが効いてしまう場合があるので相性確認が必要)
④ WiFiの出力制限を行う(到達距離は短くなります)
ということで、今回は④についてスケッチを用意してみました。
Test Sketch 2.29a Google Drive [miniおよびslim用]
WiFi出力を2dBm,5dBm,11dBm,19dBm,Defaultに切り替えることができます。
切り替えの方法は、”3”キーを押しながら起動です。1回ごとに出力が大きくなります。
ざっくりですが、2dBmで2mぐらいの到達距離でした。
運転会などに行かれる際に、モバイルバッテリー(現時点の確実な対策)とともに、Test Sketch 2.29aをお試しいただけますと嬉しいです。レポートお待ちしております。
引き続き、①と②の検証は進めてまいります。
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