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利島卒業

長いようで短かった利島での生活も、昨日で終わりを迎えました。
最後の2週間ほどは色々な方達が送別会を立て続けに開いてくれて、アルコールの代謝が間に合わない生活が続いておりました。笑

また、最後まで台風が発生し、予定通り利島を出発できるのか、ずっと天気予報とにらめっこするなど、最後まで利島らしさを体感することとなりました。笑

ここからは少し想いを綴らせていただきます。
正直なところを書くと、この離島プロジェクトの話が当グループの中で、一般スタッフに話が降りてきた時は、離島の魅力に惹かれて派遣に応募した訳ではありませんでした。
『何でもいいから、新しい刺激が欲しい。』『毎日を何となく過ごしてしまっている自分を変えたい。』『企画の立ち上げに関わってみたい。』
僻地や海の孤島のためにというよりかは、自分本意な考えでの応募でした。

しかし、実際に利島に来て、生活して、利島の皆様に実際に関わっていくうちに、すっかり自分本意な考えは変わっていきました。
『利島の人達の健康のために』『健康だけではなく、利島をこれからさらに盛り上げたい』自分の故郷なのかと思うぐらい、利島ために何が必要か、自分が何ができるのか、考えて発信していくように無意識になっていきました。いわゆる『地の人間』ではないのですが、必死で情報を集めて、色々な方達と交流して、考えていたこの1年間は『利島の人』の姿そのものだったのかなと、手前味噌ながら思います。

この記事のタイトル画像の通り、平日の昼間にも関わらず、たくさんの人が見送りに来てくれたり、お仕事中の方でもLINE等で連絡をくれたりと、みなさんが気にしてくださっていたんだなと改めてしみじみと感じて、胸が熱くなりました。

これから、私達の医療福祉系の職種はより地域に根差すことを求められていると思います。
今までは、『地域に密着して』と言葉だけでは思いながら日々の業務にあたっていましたが、今回のプロジェクトに参加して、より具体に思うことができると思います。
目の前の担当患者さんのことを思ってリハビリをしていくのはもちろんですが、今後はより広い視点で、患者さんや地域に関わることができるかなって思っています。

そして、1年間こちらを離れることを快諾してくれ、遠くから支えてくれた妻にもとても感謝しています。
帰ってきたら、焼肉でもご馳走したいと思っていましたが、昨日の晩は逆にお金を出してくれました。笑

さて、少しだけと前述しましたが、想いが強すぎて文字だけで1000文字になろうとしています。笑
拙い文章を、ここまで読んでいただきありがとうございます。

写真も色々使いたい写真があるのですが、余りにも映り込んでいる方が多いのと、モザイク入れるのも、写真の良さが半減してしまいそうで悔しいので、ダイジェスト的な感じで、載せられる写真を載せてみようと思います。

初めてみた海の綺麗さに思わず飛び込んだ日
何度も教えていただいた釣り
イカ釣りは成長しました
島寿司
この一年で飲んだお酒を並べてました
残念ながら震度5弱の地震でかたづけることに。。
南が山園地
たくさんの方が見送りに

最後は夏の利島の浜で、締めたいと思います。
これから利島は、夏を迎え1年間の中で一番楽しい時期に入ります!

このnoteですが、本日の午前までは私の名前で、午後からは後任の萩原の名前で運用していくことになります。
1年間ご覧いただきありがとうございました。
引き続き後任の萩原のnoteも気にしてみていただきたいです!

以上、利島・新島大好きな塚本でした。
1年間ありがとうございました!!!!