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美術検定4級合格をめざします!②初期ルネサンス・Giotto

①でゴッホの「ひまわり」をご紹介しましたが、
年代順にも覚えていきたいので、すみません、順番を変えました。
美術史も頭の中に定着できたらと思います。

②ジョット・ディ・ボンドーネ1266頃-1337「荘厳そうごんの聖母」
「ユダの接吻」

【初期ルネサンス】イタリア フレスコ祭壇


ジョットとはどんな人物?

ルネサンス美術の先駆者といわれ、建築家でもある人物。
◆イタリアのフィレンツェで活動
チマブーエのもとで絵を学ぶ

「荘厳の聖母」
ウフィツィ美術館

◆手前にいる天使の持っている花はユリ(純潔)とバラ(マリア自身)
◆ジョット以前にも同じテーマで描かれた作品があったが、ジョットの作品は、より「現実的」で「人間味あふれる」作品とされ、そのため近代ルネサンスの道筋をつけた先駆者といわれている

「ユダの接吻」
パドヴァ、スクロヴェーニ礼拝堂

◆12人の弟子の中でイエスを裏切ったユダが護衛兵に「これがイエスだ」とわかるように接吻したシーンを描いている
◆ユダの衣服の黄色:中世フランス語の「fauve(フォーヴ)」という言葉が①黄褐色という意味②比喩的に「裏切り」という意味

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