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美術検定4級合格をめざします!㉑Giambologna

㉑ジャンボローニャ1529-1608

【マニエリスム】イタリア
◆ジョバンニ・ダ・ボローニャ Giovanni Da Bologna,またはジャン・ブーローニュ Jean Boulogneとも呼ばれる。

「サビーニャの女たちの略奪」

フィレンツェ、ロッジャ・ディ・ランツィ

◆マニエリスム彫刻の傑作
◆多視点を意識した螺旋らせん状構造の作品。360度どこからの鑑賞にも耐えうる構図。
◆男性しかいなかったローマのラテン人たちが、近郊の町サビーニャから女たちを連れ去ったという伝説的挿話そうわの一場面
◆マニエリスムとは洗練された手法や技巧を意味する「マニエラ」が由来。滑らかな肌感、優美な線、人体の引き伸ばし、蛇状人体、極端な短縮法等が特徴でもある

◆ミケランジェロの特徴である「セルペンティナータ(蛇がとぐろをまいたような/螺旋状の」形状の最初期の例として「トンド・ドーニ」がある(トンドとは円形画のこと)その後のマニエリスム様式の起点となった。
自ら創始したマニエリスム様式が「最後の審判」で完成を見せる。

ミケランジェロ・ブオナローティ
トンド・ドーニ「ドーニ家の聖家族」
ウフィツィ美術館

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