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勝ったり負けたり

梅雨入りした後も晴れすぎじゃないか?

どうもこんばんは、火曜日のnote更新です。

相変わらずクイズの会に参加して遊んでいる。

クイズの世界には"クイズ界を盛り上げたい!"という熱い気持ちを持っている人がいて、自身でオリジナルの問題を作って早押しの場をわざわざ設けてくれたりしている。毎度のことながら、めちゃくちゃありがたいことだな、と思う。

私は平日と土曜日の日中は仕事があるし、夕方には子どもを迎えに行かなきゃいけないし、日曜日は丸一日家に子どもがいるというクイズ好きからすればかなり厳しい状況に置かれているのだが、オンラインでの早押しの場がたくさん設けられているおかげで、なんとか条件の合う場を見つけて参加することができている。

早押しの場を作ってくださっている方には感謝しかない。私もたまに早押しクイズアプリのみんはやで作問をすることがあるのだが、クイズを一問作るのにはすごく時間がかかる。答えが一意に定まっていない問題を作ってしまってはいけないし、文章の体裁も整えないといけない。

それなのに、読み上げて答えが出るまでは本当に一瞬だ。"どんな問題を作ろうかな〜"と考えてから完成するまでに長い時間がかかるのに、プレイヤーは1秒でも早くボタンを押して答えを出したがる。

私が参加している会では毎週200問の新しいクイズが出題される。すさまじい労力だろうなと思う。そんなわけで、毎週感謝しながらクイズを楽しんでいるのだった。圧倒的感謝…。

ちなみに先週の参加では結果がボロボロで、少なからず凹んだ。クイズを本格的に始めてから半年経って、こんなにボコボコにされたり問題の答えを聞いてもピンと来ないこと、あるんだ…と愕然とした。

初めて、"来週は申し込みをやめておこうかな"という思いがチラリと心を横切った。でも、参加しなければもっと後悔することは分かりきっていたので(私は及び腰になるのが大嫌いだ)、結局申し込みをした。

一時期良い結果が出ていた頃、色気を出してやたらと難しい事柄ばかりを覚えようとしていた。私は文学や建築に関わるクイズが好きなので、マイナーな詩人や海外の建築家を覚えたりもした。

まあ別に、それ自体は悪いことじゃない。いつかクイズに役立つこともあるだろうし、新しい知識をインプットするのは良いことだ。

でも、基礎的な事柄の定着が甘いまま、やるべきことではなかったなと思う。いわゆるベタ問は出題頻度が高いからこそのベタである。クイズも受験勉強も同じで、基礎を疎かにして応用に手を出すと足元を掬われるのだった。

今週はしっかり基礎を詰めて、そのおかげかは分からないが先週よりはずっとマシな結果だった。

先週あまりに振るわなかったことで、初めて一瞬、"クイズやめたろか!!"という気持ちになってびっくりした。やめたろか、と思ったことに対してではなく、半年もの間、一切の迷いも濁りもなく突き進んできたことを、今更自覚して驚いた。

自分の不甲斐なさに七転八倒しながら競技の場に出て行かなくても良くて、ひとりで知識を身につけてニヤニヤしているだけでも、クイズの勉強って十分楽しいよな、と思う。無理をする必要はない。

でも、他のプレイヤーのキレのある押しを見るのは良い刺激になるんだよな、と今週改めて思った。今参加している会では、自分より実力のある人のプレイを間近で眺めることができる。うまく噛み合う問題が出ると、稀にそういう人たちを出し抜くこともできる。

この、"うまく噛み合った!"という感じをひとつずつ積み上げて増やしていくことが強くなることなんだろうなと思う。まだまだクイズを楽しみたい。頑張りたいと思います。

Big Love…