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爆美女ではないが

えっ、今日の東京、暑すぎ…?!

暑さに負けて完全に要らない写真を撮ってしまった。一粒万倍日だったらしく、宝くじ売り場にはたくさんの人が並んでいた。この暑さの中、宝くじを買うために長い列に並べるならもう何でも出来ると思う。私は全くの根性なしなのでそそくさと日陰に逃げた。

10分も歩くと汗だくになるくらい暑い。いくつか用事を済ませるために昼過ぎに街に出たのだが、5分も歩くと体調を崩しかねない、クレイジーな暑さだった。信号待ちをするあいだ、誰も横断歩道ギリギリの日向には出ず、示し合わせたかのように全員がビルの影にいた。

暑さ以外の記憶が全部飛んでるな。先日眉サロンに行った時の話をする。

サロンといえばヘアサロンくらいしか行ったことのない35歳女性ことわたくしだが、この度初めて眉サロンに行った。理由としては、美容系でもなんでもないYouTuberのここ数年の動画を観ていて、垢抜けたあたりから眉の形が明らかに綺麗になっていたからだ。鍵は眉にあると見た。

そういえば雑誌とかにも"眉は顔の印象を決める!"とか書いてあった気がする…(曖昧な記憶)と思い、折角ならプロの手を借りようということで眉サロンの予約をした。

施術前の2週間は余計な眉の手入れをするな(意訳)と書いてあったので、あまり眉をいじらないようにした。素人の生兵法はアカンということなのだろう。眉を整えていないとなんとなく落ち着かなくて、施術前の2週間はプライベートで他人と話す時に勝手に照れてあまり目を合わせないようにしたりしていた。私の眉なんて多分誰も見てはいないのだが…。

当日は感じのいいお姉さんが眉の毛を引っこ抜いたり切ったりして整えてくれた。施術が終わって鏡で眉を見てみたら、両眉がかなり綺麗な形になっていたので感動した(写真はない)。

私の左の眉は形があまり良くない。ハサミで形を整えたり産毛を剃ったりして悪戦苦闘するも50%くらいの確率で失敗してしまうので、前髪を斜めに降ろして常に左の眉を隠してやり過ごしていた。右眉だけ出すのが当たり前の人生だったのだが、プロの手で整えられたらあら不思議、メイクで誤魔化しの効かない地毛の状態でも左眉がかなり綺麗になっていたのでめちゃくちゃびっくりした(写真はない)。

プロの技術ってすごい。メイク方法も教えてもらい、眉にもハイライトを入れるんだぞとかあなたの眉に合うのはこの色だよとかアドバイスを貰って帰宅。新しい眉の形を気に入りすぎて、帰り道はおでこを出して歩いた。こんなの人生で初めてだよ。

いや〜、両眉の形が整えられて綺麗なのっていいものですね…。次に髪を切りに行く時には、両眉を出してもビシッときまるようなスタイルにしてもらおうかな。

また1ヶ月くらいしたら眉をいじりに行きます。気になっていた睫毛パーマも試しちゃおうかなと思っている。顔のこと、全部プロに任せたい。

立ち上げられたばかりのSNS(Threads)を見ていると、タイムラインに美しい女の写真が大量に流れてくる。彼女たちの完璧なメイクやプロポーションを見ていると、どう逆立ちしたって彼女たちには勝てないと思う。だからといって別に”美容なんてつまらん”とは思わない。

爆美女(ばくびじょ)にはなれなくても、自分の顔面の雰囲気が多少変わるだけでも私にとっては十分愉快なのだ。帰り道、眉サロンのお姉さんのアドバイスに従って眉用の新しいパウダーとブラシ、それからアイブロウジェルを買った。これからは眉がいい感じの人間として生きていくぞ。爆美女じゃなくても人生は楽しい。

Big Love…