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怒りのガス抜きをするな

こんばんは、日曜日の更新です。これを仕事先近くのカフェで書いています。時刻は午前11時、今日は午後から仕事を入れてしまったので余裕がなく、夜に帰宅した頃には間違いなくへろへろになっているので(昨日がそうだった)、昼間のうちに更新の準備をしておきます。

今日は質問に答えるぞ。

誰とも話したくない状態の時に人に会う予定があると、人と接する事へのストレスがキャパオーバーしてして殻に閉じこもったように変な態度になってしまい、相手を嫌な気分にさせてしまいます。
自分でもどうにかしたいと思うのですが、気持ちを無理矢理コントロールすることも難しく感じています。
紺さんは、誰とも話したくなくて1人殻に閉じこもりたいと思う日はありますか? また、そういった時に、近しい人達にはどう接してしいますか?


”紺さんは、誰とも話したくなくて1人殻に閉じこもりたいと思う日はありますか?”

そう思わない日が無いです。パスカルも言うとります、「人間の問題はすべて、部屋の中で1人で静かに座っていられないことに由来する」と…。

そもそも積極的に誰かと会いたいと思う日が一切ない。起床即思うのは、このまま布団にくるまって誰にも会わず丸一日を過ごせたらどんなに幸せだろう!ということです。絶対に外になんか出たくない。お外には危険(※誰かと会ってしまうこと)がいっぱいだから…。

それなのにどうして危険を冒してまで外に出るのか。
月並みな答えですが、人は1人では生きていけないからですね。職場で仕事が待ってるからとか子どもを幼稚園に送らないといけないからとかそういうのはあくまで社会性フィルターを通した”外に出る”理由で、本当の理由は、私たちは所詮、1人でずっといることはできないように仕組まれているから。飯を食うとか眠くなったら寝るとか、それと同じくらいの強さの欲望として、人は誰かと会わないと生きていけないんじゃないかと最近は思います。

私の魂は”誰とも会いたくないよ~”と泣いているけれど、食べたくないと思っていても腹が減るのと同じ仕組みで誰かに会いに行ってしまう。私たちはなかなか孤独にはなりきれない。

じゃあ、孤独に生きていけない過酷な運命を背負っているにも関わらず、本当は誰とも会いたくないと感じる私たちはどうすべきなのか。”ストレスがキャパオーバーして殻に閉じこもったように変な態度になってしまい、相手を嫌な気分にさせてしまいます”とのことですが、分からんでもないです。機嫌が悪い人って怖いしね。そういうふうに自分の周りから人を減らしていくのも一つのやり方だと思います。私も心底嫌いな人に対してはそうするかもしれない。

最近はどうも、”自分の機嫌を自分で取れる人”が持ち上げられがちですが、機嫌の良さだけで人生を渡っていけるわけじゃない。人付き合いには他にもいろんな要素があります。仕事ができるとか気が利くとか気前が良いとか目の覚めるような美女であるとかね。別に機嫌が悪くても好かれる人はいると思う。

私はこう見えて実生活では愛想が良い方です。画面の前の皆さんの困惑する顔が見えるようですが…これは本当です。信じてください!

どうして常に機嫌良くしているか、それはシンプルに愛想が良い方が得をするよねと思っているからです。特に、歳を重ねてからは、目上の人間の機嫌の悪さというものは本当に洒落にならないので、自分の表情や仕草にかなり気を遣っています(無論、年下のスタッフたちはもっと私に気を遣ってくれていると思う。歳をとるってそういうことなんですね)。

仕事に限らず、機嫌が悪いと確実に周囲からの評価はマイナスになります。別に機嫌が悪くても好かれるとは書いたけれど、機嫌の悪さを他の評価軸で覆すにはかなりの努力が必要です。

ニコニコしているだけでプラスの評価になるなら笑っていたほうが得じゃないでしょうか。それに、常に機嫌が悪いと怒りの瞬発力が失われて良くないと思う。本当に怒るべき時に瞬間湯沸かし器のごとく即座に怒りのボルテージをマックスまで上げるためには、普段はなるべく負の感情を飼い慣らす練習が必要じゃないかと私は個人的には思っています。

負の感情をこまめに放出してガス抜きなんかしている場合じゃない。女にだけわざとぶつかってくる変質者とか、赤ちゃんのほっぺを勝手に触ってくる赤の他人とか、マジで怒らなきゃいけないことがこの世の中にはたくさんあります。機嫌の悪さはそういう時のために大事に取っておきましょう。

怒りを抑えてにこにこしているだけだとストレスも溜まりますが、今は雌伏の時…怒るべき時に備えて私は怒りを温存しているんだ…と思えば少しは気が楽になるんじゃないでしょうか。

今日の回答は以上!引き続き質問をお待ちしています。


Big Love…