悪い親かもしれない

映画に関するnoteを1000字くらい書いていたのに、参考文献として読んでいた本を読了できなかったので更新日の午後9時に急遽このnoteを書いている。クセになってんだ、更新日当日の夜から書き始めるの…。

どうして読了できなかったかというと、とにかく週末に時間の余裕がないからである。今週もちょっと病棟を見にいって、外来をやって、あとは幼児に付き合っていたらあっという間に週末が終わってしまった…。週末は平日と比べてとにかく余白が少ない。今日は更新日の夜で、もう時間もないからストレートに週末私が何をしていたのか振り返ろうと思う。

日曜日の朝は大抵朝6時くらいに幼児に叩き起こされるところから始まる。私は寝汚い体質で、若かった頃の休日は平気で13時くらいまでベッドの中にいたのだが、最近は8時過ぎまでベッドにいることはまずない。起床即Netflixをつけ適当にポケモンのアニメなどを流して1時間くらいは2度寝の時間を稼ぎ、7時過ぎには諦めてベッドを出て朝食を作る。

午前中は平日にそこまで手の回らない洗濯だの掃除だののタスクが大渋滞しているので、幼児の構ってくれコールに付き合いながら家事を済ませていく。私は洗濯物や汚れた皿が溜まることが我慢ならない体質で、即洗わないと気が済まないという拘りがある。汚い部屋で平気でいられるのって一種の才能じゃないか？私もそうありたかった。汚れた皿は10分以上放置したことがないし、1日に3回は洗濯機を回している。

粗方の家事を済ませると、午前中は買い出しに出かける。平日仕事帰りに買い物に行く負担をなるべく減らすために、週末の間に1週間分の買い物を済ませておく。とはいえ、買い物だけだと幼児が退屈するので、途中で行きつけの公園に寄る。滑り台やブランコのある公園で1時間くらいは時間を潰す。

親といえど色々なタイプの人間がいると思うのだが、私は基本的に子ども同士のトラブルには口を出さない。滑り台の頂上でなかなか滑り出せなかったり、順番待ちで他の子が割り込んできたりしても、我関せずでスルーしている。子ども同士の問題に嘴を突っ込むのがどうしても抵抗がある。
周囲を見ていると、”早く滑りなさい！次の子がいるでしょ！”とか、”おともだち（友達でもないのに他の子をお友達って呼ぶ文化って一体何なんだろうか）が先に使いたかったんだね、ちょっと待ってあげようね”とか声をかけてあげるのがあるべき姿なのかなとも思う。思うだけで何もしない。

今日も公園で視線だけは幼児に向けたまま、ずっとぼんやりしていた。次の子が待っていたら素早く譲るとか、割り込みをされたらケアしてあげるとか、理解はできるのだけれどどうしてもやる気になれない。
他の子に対して手をあげたり、遊具を横取りされて決定的に傷ついているなと感じれば幼児のそばに行こうと思うけれど、そうじゃないなら子ども同士で解決してほしいなと思っており、今のところそのスタンスを崩していない。
経験上、親が黙っていれば案外子ども同士で問題を解決するものである。親が感じる気まずさに負けて子どもの世界に介入したくないという強い気持ちがある…と書けば聞こえはいいが、単に面倒だと感じているだけかもしれない。いずれにせよ、今日も公園ではずっとぼーっとしていた。

公園で遊ぶのが終わると買い出しをして帰宅、昼ごはんを作る。最近は幼児も一丁前の口をきくようになったので、出されたものに対してとりあえずは”食べたくな〜い”と憎まれ口を叩くようになった。
食事に限らず、幼児は段々と悪い習慣を身につけつつある。とある場所で失敗した時に嘘をついて誤魔化されたのには驚いた。もうそんな知能を身につけているのか！でも嘘のレベルが低いのですぐにバレてしまう。
嘘をついたら2倍怒られるんだから素直に謝りなさいという話をした。嘘がバレず怒られないという可能性についてはひとまず説明はしない。そのうちそういう可能性についても気付くようになるんだろうなと思った。

夕方になったので近所の本屋に出向いてポケモンの本を買う。プリキュア大好きだった幼児の関心は目下ポケモンに集中しており、ポケモンの名前をどんどん覚えている。ガラル地方のポケモンは概ね覚えてしまったので、私が初めてプレイした金銀世代のポケモンの本を買った。私がラプラスが一番好きだと言ったのを覚えていて、ラプラスを見つけるたびに、”これママが好きなやつ！”と教えてくれる。
本で勉強した後はAmazon primeでポケモンのアニメを観る。赤ちゃんだった頃は画面に映るダンスが楽しいとかお歌が楽しいとかそういうことでしか観るものを選べなかったのに、最近は身につけた知識を確認するためにアニメを観るようになっている。観るものがその場限りの刹那的な楽しみじゃなく、過去という時間軸から知識を引用して楽しむための場になっている。
本で勉強したポケモンが出てくると、嬉しそうに名前を叫んだりする。そのうち私より詳しくなるだろうなという予感がある。ポケモンセンターに行ってみたいらしいので、今度連れて行ってやらねばならない。

夕飯を食べて、仕事から帰宅した夫と合流して、20時過ぎにやっと幼児が寝る。文鳥としばし愛を確かめ合い、文鳥も眠るとパソコンに向かって文章を打ち込み始める。その結果がこのnoteである。息継ぎもなしに2000字程度打ち込んでしまった。
今週も何とか無事に週末が終わった。明日からはまた仕事だ。仕事の方が気が楽だなと思うこともある。皆様も、良い週末を過ごされましたでしょうか。また1週間頑張っていきましょう。

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