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育児の煩悩

・また箇条書きだ!どうもこんばんは、木曜日のnote更新です。

・久し振りに夫に子どもを任せて、夜外出した。外出自体は滞りなく飲み食いしてそれなりに楽しかったのだが、その後4歳児が急に料理や洗い物に関心を示すようになった。

・もともと4歳児は好奇心旺盛なタイプだ。幼稚園から帰ってきて、家の中に何か(花や絵など)新しいものが増えていると、すぐに触りたがる。新しい遊び場に連れて行くと気後れすることもなく遊具に向かって猛ダッシュする。最近水泳の習い事も始めたが、初対面の子どもたちや先生にも全く物怖じせず話しかけている。幼少期の私はとにかく新しい場所や知らない人が嫌いだったから、性格は正反対だ。

・話が逸れた。そう、久しぶりに夜に家を空けたのだが、夫は4歳児を台所に入れて、踏み台を置いてやって包丁を握らせて野菜を切らせたり、食後に使った食器をスポンジで洗わせたりしたらしい。

・偉すぎる。

・今まで週末などの時間を夫の何倍も子どもと2人で過ごしてきたが、台所に入れようなんて思いつきもしなかった。危ないし、まだ4歳なんて包丁や洗剤を触るには早いし、そして何より面倒くさい。

・4歳児を台所に入れても基本的に私にとって良いことはひとつもない。ひとりで料理も片付けもやってしまうほうが圧倒的にスムーズだ。

・しかし、こういう手伝いは早いうちからやらせておくのが正解だと、親としての第六感が告げている。台所でのお手伝いの適齢期って年長さんあたりからなんじゃないかと(勝手に)思っているのだが、そこまで待つ意味は恐らくない。

・自分に出来そうもないことを任せてもらえた時の高揚感って大人になっても嬉しいものだ。与えられた権限の少ない小さな子どもにとっては尚更だろう。

・そんなわけで、最近はめんどくさいという気持ちをなんとか抑えつけて、台所で手伝いをさせるようにしている。成長した時に手伝いのできる子になってほしいという期待があるわけでもなく、ただ、今の私が"こうしたほうが良いに違いない"と感じた方法を愚直に実践している。

・それにしても、昔は自宅にいても絵本の読み聞かせか積み木遊びかご飯を食べるかくらいしか行動の選択肢がなかったのに、4歳児の選択肢の多さよ!

・料理の手伝いや洗い物もそうだが、洗濯物を畳んだりボードゲームをしたり絵を描いたりごっこ遊びをしたり、ほんの1年くらい前と比べても、信じられないくらい選択肢が増えた。以前はやることがなくなると仕方なくテレビを見せたりしていたのだが、それも随分減ってきた。

・健康で安全で楽しく、が育児のモットーだ。それさえクリアできていれば万事オッケー、のはずなのだが、手伝いをさせたいとか勉強しろとか絵本をたくさん読んで欲しいとかテレビはあまり観るなとか、油断するとすぐにそういう煩悩が顔を出す。子どもといえど他人の人生なんだから干渉しすぎないようにしたい。

・私は私の人生に集中しなければ。私の人生とは、主に本を読んだり酒を飲んだり見知らぬ土地を目的もなく散歩するなどの行為を指すのでどんどんやっていきたい。

Big Love…