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突然の死別、そして一生の後悔

久しぶりの更新です。
昨日私はあまりにも衝撃過ぎる事実を知った
それはいつも私を弟かのように扱いってくれ、数少ない私の理解者であり、ついこの前まで普通に話していた堀先生が22歳という若さで急にこの世を去った事だ。
嘘だと思いたかった夢だと思いたかったが変えられない現実だしもう二度と話す事はできない。
私はあまりにも悲しくなりそして惨めにもなった。
また何もできななかった自分に対してとてもイラついた。机を手で強く叩きつけリュックサックを蹴飛ばした。そして先ほどまでバイトをしていたが頭の中がずっと上の空で全く集中する事が出来ず周りの足を引っ張ってばかりいた。 
そして、ずっと後ろめたさを感じている。

堀先生は将来英語の教員になる事を目標にしていた。その為に毎日どんな状況だろうと頑張って英語の勉強をしていた。YouTube上に覚えた英語を暗唱する動画をほぼ毎日投稿していた。本当に毎日努力しているのが伝わってくるだけだった。
そしていつか私は、何で教員を目指しているのかを聞いた。そして堀先生は答えてくれた。
『高校の時自分を担当してくれていた先生があまりにも素晴らしくて自分もそういう先生になりたい。そしてみんなに英語を好きになってもらいたいし人助けをしたい』 と。
そして私の良さも語ってくれた。
『どんなに勉強が苦手でも、それでも一生懸命にやり続け頑張る姿勢が素晴らしい』と。

今思い返したら心から涙が込み上げてくる。

とても素敵な夢を持ち、1つの夢に向かい毎日努力し続け、また一生懸命人の為にって思ってる人間が助からず
なぜ自分のように、何の夢や希望を持たず、1つの事を続ける事さえ困難で、毎日をテキトーに過ごしているどうしようもない人が助かるんだ。
できるなら堀先生と立場を交換したい。本来もっと長く生きるべきなのは私ではなく堀先生なんだってずっと思う。
でも現実は私が体調に何の問題無く今生きていることにとても腹立しくなる。

そういえば私が最後堀先生に会ったのは6月だ。
三軒茶屋までわざわざ来てくれて駅のパン屋で勉強を教えてくれた。それが最後の授業になった。その時は3月の吐血していて松葉杖で歩いていた頃に比べ回復してると思った。安心した
その時はそのまま順調に回復するだろうと思って1番最悪な結果になる事なんて夢にも思わなかった。
しかしどこかのタイミングで再発したのだろう
私に教えて欲しかった。できる事があったら何でもしたかった。そして堀先生は密やかに息をとめた。
何もできなかった自分に後悔しかない。一生の後悔だ。これ以上悲惨な後悔は人生で1回も経験して事がない。もし助からなかったとしても、結果がわかっていたとしても何かをしてあげたかった。せめて1回でも入院の見舞いに行きたかった。それだけでもだいぶ違う。何回も繰り返すが私は今後ずっと後ろめたさを感じながら生きていくだろう。




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